最新LGBTニュースをまとめてチェック!2017.09 前半

LGBT最新ニュースをクリッピング。 
2017年9月前半の国内外のLGBT関連ニュース22本をまとめました。

 

01
2017.09.15 日刊SPA!
恋愛感情、性愛のない結婚“友情結婚”とは? 「友情結婚相談所」を直撃

恋愛じゃない結婚、つまり友情結婚の相手を探すための結婚相談所が誕生している。ゲイ男性と、ノンセク(恋愛有・性欲無)、Aセク(恋愛・性欲ともに無)女性の利用が多いという友情結婚相談所「カラーズ」の代表・中村氏へのインタビュー記事。

 

02
2017.09.15 西日本新聞
福岡市がLGBT支援策 九州初導入検討 同性カップルに証明

福岡市は14日、同性カップルの存在を公的に認める「パートナーシップ制度」の導入を検討していることを明らかにした。市によると、導入されれば九州で初めて。高島宗一郎市長はこの日の市議会本会議で「性的少数者(LGBT)の支援充実に向け、踏み込んで検討する」と述べた。

 

03
2017.09.15 WWD JAPAN
LGBTをテーマにした「ネハントウキョウ」新作バスボム

創業420年を迎える硫酸マグネシウムメーカーの馬居化成工業によるバスソルトブランド「ネハントウキョウ(NEHAN TOKYO)」が、バスボム“エスプリエンス”シリーズ新作「エプリエンス LGBT」 の先行発売を、東京北青山の店舗と渋谷ヒカリエ5階「U.Q」で開始した。LGBTをテーマにアート作品としてのアプローチを試みており、カメオ型のバスボムには、LGBTの文字が刻印されている。売上の一部はLGBT子供支援団体へ寄付される。

 

04
2017.09.15 日本経済新聞
大阪府がLGBT講座 企業の採用担当者向け 

大阪府は11月から企業の採用担当者を対象に、性的少数者(LGBT)の採用に関する研修講座を設ける。NPO法人など民間の講師を招き、採用の選考時に配慮すべき点などを説明する。

 

05
2017.09.14 MODE PRESS
トランスジェンダーへの偏見と闘う、若きモデルの夢と苦悩

19歳のトランスジェンダー女性であるダスティ・ローズは、保守的なアラバマ州南部で生まれ育った。幾度も壁にぶつかりながらもようやく、インスタグラムを通して、2015年に創立されたトランスジェンダーに特化したモデル事務所の創設者、ペッシュ・ディーの目に留まり念願のモデルになるという幸運をつかんだ。

 

06
2017.09.14 毎日新聞
福岡・糸島市教委 LGBT教育の指導手引書、作成へ

福岡県糸島市教育委員会が、性的少数者(LGBTなど)への理解を深める教育の実施に向け、小中学校の教員に配布する手引書の作成に取り組んでいる。学年ごとに授業の進め方や注意点を具体的に例示する予定で、市教委によると、全国的に珍しいという。今年度内に完成させ、2019年度には市内の全23校でLGBTに関しての授業の時間を導入する方針だ。

 

07
2017.09.14 岐阜新聞web
八百津町が性別欄撤廃の方針 印鑑証明書

出生時の性と自身の認識する性が一致しない「トランスジェンダー」の男性(31)=岐阜県加茂郡八百津町=と、性的少数者(LGBT)の支援団体「レインボーなごや」(名古屋市)の代表らが13日、八百津町に対し、印鑑登録証明書から性別欄をなくすよう求める意見書を提出した。受け取った金子政則町長は「人道のまち。すぐにはできないが進めていく」と答え、性別欄をなくす方針を明らかにした。

 

08
2017.09.13 AFP BB
「結核」「HIV」「肥満」に関する国連目標、達成に世界的な遅れ 研究

13日に発表された世界の188か国を対象とした健康に関する報告書によると、2015年に採択された国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成見通しについてまとめたもので、対象となった健康に関する目標37項目のうち、達成の可能性があるのはわずか5分の1程度であることが明らかになった。報告書によると、2030年までに自殺や道路交通事故死、子どもの肥満を減らすという目標を達成しつつある国は全体の5%以下で、HIVの新たな感染をなくす目標では同7%だった。

 

09
2017.09.13 BBC
ゲイ権利の先駆者イーディ・ウィンザーさん死去

同性愛者の権利を求めて活動したイーディス・ウィンザーさんが12日、亡くなった。88歳だった。
ウィンザーさんは、前妻のシーア・スパイヤーさんが亡くなった際に、連邦遺産税として36万3053ドル(約4000万円)の支払いを求められたため、米国政府を訴えていた。2人は44年間連れ添っており、2007年にカナダで結婚もしていた。「イーディ」として知られるウィンザーさんは、婚姻は男女間のものと定義した法律の条項により、婚姻関係にある人が受けられる税控除を自身は受けられず、違憲だと訴えた。2013年の歴史的判決で、米最高裁判所はウィンザーさんの訴えを受け入れ、これが判例となり、同性婚の権利を広げる判決が相次いだ。

 

10
2017.09.13 ダ・ヴィンチニュース
シリア難民、AKB、LGBT、暴力団…一見バラバラな「断片」を繋ぎ合わせて見える「ニッポン社会」とは?

トランスジェンダーのジャーナリストであり、ノンフィクション作家である田原牧氏の新刊『人間の居場所』(集英社)のレビュー記事。LGBTについて書かれた第4章では、今のブームの仕掛け人は当事者ではない。だからなのか、一連の動きにはLGBTではない人たちの目線にいかに合わせるかという気遣いがそこかしこに感じられる、と述べている。

 

11
2017.09.13 FRONTROW
「最高のラヴストーリー」との評価、LGBT映画が「魅惑の一作」と話題沸騰中

今年最高の作品との呼び名も高い、イギリスの田舎町が舞台となったLGBT映画『ゴッズ・オウン・カントリー(原題)』に、絶賛の声が相次いでいる。イギリスで9月に公開されたばかりの映画『ゴッズ・オウン・カントリー(原題)』は、イギリス北部が舞台のラヴストーリー。町から遠く離れた家族で営む牧場で働いているジョニー・サックスバイは、暴飲や一夜限りの関係をくり返す毎日にいら立ちを覚えていた。そんな彼の前に突然現れた、無口のルーマニア人の移民男性。ジョニーの牧場を手伝う事になった彼に、特別な感情を抱き始めることで、これまでのジョニーの人生が一変していく。

 

12
2017.09.12 岐阜新聞web
LGBT向け、おしゃれなオーダースーツ展開

学習塾や介護施設などを運営するFiveBoxes(岐阜県可児市今渡、河村憲良社長)は、性的少数者(LGBT)向けのオーダースーツ事業に参入する。16日に名古屋市で開かれるLGBTのイベント「虹色どまんなかパレード2017」に出展する。LGBTは既製服ではサイズが合わない人が多いといい、オーダースーツの需要が高いと判断した。

 

13
2017.09.11 AFP BB
動画:追悼 ピエール・ベルジェ氏、YSLを支えた人生

実業家であり、「イヴ・サンローラン」の元CEOのピエール・ベルジェ氏が8日、86歳で死去した。ベルジュ氏はサンローランの私生活のパートナーとしても有名。2人の関係は、映画「サンローラン」などでもはっきりと描かれている。

 

14
2017.09.11 AFP BB
校内で性的暴行に抵抗した男児を職員が殺害 インド、保護者ら激怒

インドの首都ニューデリー近郊の学校で、職員からの性的暴行に抵抗した7歳の男児が殺害される事件があった。スクールバスの係員の男が、男児に性的暴行を加えようとして抵抗されたため襲ったことを認めたという。現場周辺では10日、学校の閉鎖を求めて数百人が抗議活動を行い、警察と衝突したうえ、酒店を全焼させるなどした。

 

15
2017.09.11 和歌山経済新聞
和歌山城で「レインボーフェスタ和歌山」 LGBTなど「マイノリティ」知るきっかけに

和歌山城西の丸広場(和歌山市一番丁)で9月23日・24日、「レインボーフェスタ和歌山」が開催される。LBGT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの総称)を中心に、障がい者、外国人など「マイノリティ」について知識と理解を深め、悩みを抱える当事者や関係者との接点を創出しようと企画した同イベントは今回が初めて。

 

16
2017.09.11 日本経済新聞
ソニー、「ダイバーシティ」社内イベントを外部開放

ソニーは性的少数者(LGBT)や障がい者などと共に働くダイバーシティ(人材の多様性)への正しい理解を促す社内イベントを、今年から外部に公開する。2015年から年に1度、1週間にわたる社員向けの啓蒙イベント「ダイバーシティウィーク」を開いている。女性の活躍推進や障がいを持った人への理解を促すセミナーなどを、工場や販売会社など全国の事業所で開催。16年には欧米や中国など8カ国の拠点にも広げた。今年は11日から開催し、13日に初めて外部に開放する。LGBTがテーマのドキュメンタリー映画の鑑賞や、パネルディスカッションを公開。約300の企業や大学、法律事務所から約600人を招いてLGBTへの正しい理解を促す狙いだ。

READ  同性婚を認めていない国も、移民が「同性パートナーと同居する権利」は認めるべき?

 

17
2017.09.10 AFP BB
バスキア、美術館に冷遇されたポップカルチャーの寵児

死後29年が経つ現代アーティスト、ジャンミシェル・バスキアと、彼の作品評価を保留し続けた美術館との闘いをまとめたレポート記事。非白人の作品を評価しようとしない美術館とは違い、セレブや大衆に愛されたバスキア作品。バスキアの友人でアーティストでもあるマイケル・ホルマン氏は、「白人だけが重要な芸術家とする考えには、人種差別と白人の特権が強く表れている」と主張する。

 

18
2017.09.10 HARBOR BUSINESS ONLINE
「写真からゲイかストレートか見抜くAI」の研究が発表され物議を醸す

スタンフォード大学の研究チームはこの度、開発したアルゴリズムを利用して、男性の場合81%、女性の場合74%の確率でそれぞれ同性愛者かどうかを正確に区別することができたという研究結果を発表した。研究チームは、「顔には、人間の脳によって知覚・解釈されるよりも、性的指向に関するより多くの情報が含まれている」と、研究の成果について説明した。なお、今回の研究は「ストレートか否か」を識別することに焦点があてられており、トランスジェンダー、もしくはバイセクシュアルの人々については考慮されていない。

 

19
2017.09.07 AFP BB
僕はフェデラーの「彼氏」じゃない!―ナダル、報道過熱に苦笑

男子テニスのラファエル・ナダル(スペイン)が6日、ライバルのロジャー・フェデラー(スイス)と激突する可能性がある全米オープンテニス準決勝へ向けて盛り上がりが過熱していることを受け、自身らをまるで「恋人関係」のように報じる記者にくぎを刺した。

 

20
2017.09.06 ダ・ヴィンチニュース
“尾木ママ節”炸裂! 東大ママ、結弦くん、いじめ問題まで、読むだけでスッキリ!

尾木ママこと尾木直樹さん。教育評論家としての顔もあるが、今ではコメンテーターとしてテレビで見ない日はないほど。歯に衣着せぬ辛口のコメントはもちろん、「あら、まあ!」というオネエ言葉が聞きたくて、つい番組を見てしまう人もいるだろう。そんな尾木ママが最も得意とする教育問題からLGBT、さらには軽井沢バス事故まで、炸裂する尾木ママ節を堪能できるのが、『尾木のママで 言わせていただくワ』(尾木直樹/文藝春秋)だ。

 

21
2017.09.06 AFP BB
「ロレアル」、人種差別的発言受けトランスジェンダーモデルを解雇

フランスの化粧品大手「ロレアル」が、イギリス人のトランスジェンダーモデルのモンロー・バーグドルフ氏を解雇したことを1日に認めた。同社は、多様性を打ち出すキャンペーンの一環として彼女を起用していたが、「我々の価値観と合致しない」として解雇したという。バーグドルフ氏は彼女のフェイスブックに、8月12日にアメリカ・バージニア州シャーロッツビルで起きた、人種差別の反対抗議運動をする人たちに白人至上主義者の車が突っ込み、女性が死亡した事件について言及したのだ。

 

22
2017.09.05  NIKKEI STYLE
会社員こそNPO活動 働き方改革、企業も後押し 

会社員が個人で参加する本格的なNPO活動を、会社が“公認”する動きが広がっている。働き方改革で、国が副業・兼業を後押しする方針を打ち出す中、企業も幅広い視点を身に付けられる複数の名刺の価値を評価し始めている。丸井、GAP、サイボウズなどの実例を紹介。中でも丸井グループのカード会社エポスカード(同・中野)で働く新倉智宏さん(43)は、別のNPO法人、二枚目の名刺(同・渋谷)が各地のNPOを支援するプロジェクトをしていたのに賛同して紹介を受けたグッド・エイジング・エールズの活動に約3カ月間携わったことが紹介されている。その活動が、LGBTに対応したサイズ幅の広い浴衣の販売につながったとレポート。

 

興味、関心のある記事は見つかりましたか?
日々新たなニュースが報道されています。

今後もLetibee LIFEでは国内外のLGBTニュースにアンテナをはってクリッピングしてまいります。

★さらに以前のニュースはこちらでチェック!
最新LGBTニュースをまとめてチェック!2017.08後
最新LGBTニュースをまとめてチェック!2017.08前

最新LGBTニュースをまとめてチェック!2017.07後半
最新LGBTニュースをまとめてチェック!2017.07前半
最新LGBTニュースをまとめてチェック!2017.06後半
最新LGBTニュースをまとめてチェック!2017.06前半
最新LGBTニュースをまとめてチェック!2017.05後半
最新LGBTニュースをまとめてチェック!2017.05前半
最新LGBTニュースをまとめてチェック 2017.04後半

最新LGBTニュースをまとめてチェック 2017.04前半
最新LGBTニュースをまとめてチェック 2017.03

■TOP画像引用元
Rafael Nadal
Monte-Carlo Masters Draw: Rafael Nadal goes for 10th title

ABOUTこの記事をかいた人

いたる

LGBTに関する様々な情報、トピック、人を、深く掘り下げたり、体験したり、直接会って話を聞いたりしてきちんと理解し、それを誰もが分かる平易な言葉で広く伝えることが自分の使命と自認している51歳、大分県別府市出身。LGBT関連のバー/飲食店情報を網羅する「jgcm/agcm」プロデューサー。ゲイ雑誌「月刊G-men」元編集長。現在、毎週火曜日に新宿2丁目の「A Day In The Life」(新宿区新宿2-13-16 藤井ビル 203 )にてセクシャリティ・フリーのゲイバー「いたるの部屋」を営業中。 Twitterアカウント @itaru1964