【台湾:婚姻平權を追う】台湾第二の規模を誇るパレードも!台中&高雄のLGBTプライドが11月後半に開催!

三多商圈を通る高雄同志大遊行

台湾の婚姻平權(婚姻平等の権利)を巡る動きをご紹介する【台湾:婚姻平權を追う】。先日10月28日(土)に台北で開催され、史上最高の参加者数となる12万人以上を集めた「台灣同志遊行(台湾LGBTプライド)」。アジア最大と言われている規模をさらに拡大し大成功を収めましたが、台湾のLGBTプライドシーズンはまだまだ終わりません!今月11月は、台中・高雄の2都市でもパレードが開催。台北では参加できなかったという方も、同性婚合法化が決定した2017年の台湾でLGBTプライドを歩くチャンスはまだ残されていますよ!

11月18日(土)開催 / 台湾中部の大都市・台中のパレード「台中同志遊行(台中LGBTプライド)」

台湾・台中の新名所「台中國家歌劇院」

台湾・台中の新名所「台中國家歌劇院」(撮影:Kazuki Mae)

2017年台湾の第三弾となるLGBTプライド「台中同志遊行(台中LGBTプライド)」が開かれる台中は、台湾第二の人口規模を誇る台湾中部の大都市。「國立台灣美術館」「台中國家歌劇院」など台湾を代表する文化施設を有し、近代的な建物が数多く立ち並ぶ発展真っ只中の都市として注目を集めています。

台湾のウユニ湖と呼ばれる台中の「高美濕地」

台湾のウユニ湖と呼ばれる台中の「高美濕地」(撮影:Kazuki Mae)

郊外には「台湾のウユニ湖」として名高い「高美濕地」や山あいに良質な温泉が湧く「谷關溫泉」などの自然資源も豊富。高鐵(台湾新幹線)を利用すれば、台北から台中まで最速45分程度で到着できることもあり、台北旅行と合わせて観光に訪れる旅行客もますます増え続けています。

2016台中LGBTプライド

2016台中LGBTプライドのパレード参加者たち(撮影:Kazuki Mae)

昨年2016年のプライドパレードは12月に開催され、およそ6,000人が参加。セクシャリティに関わらず、あらゆる市民がありのままに生きられる「多様な街づくり」を求めて、市街中心部1時間半ほどの道のりを練り歩きました。

台中LGBTプライドに掲げられるレインボーフラッグ

パレード参加者の頭上にはためくレインボーフラッグ(撮影:Kazuki Mae)

イベントが開催された当時はまさに、政治の場において同性婚の法制化に関する討論が白熱していたタイミング。参加者全員が一丸となって、さらに一歩踏み込んでの審議が進むことを願いながらのパレードとなりました。

2016台中同志遊行でステージパフォーマンスに耳を傾ける参加者たち

2016台中同志遊行でステージパフォーマンスに耳を傾ける参加者たち(撮影:Kazuki Mae)

パレード後のステージパフォーマンスには毎年、LGBTの権利向上を支持する台湾の有名アーティストが登場。夕暮れの中、芝生の広場に腰を下ろして美しい歌声に耳を傾ける時間は、台中LGBTプライドならではの醍醐味として、楽しみにしている参加者も少なくありません。今年の開催は11月18日(土)。台中各エリアへの観光と合わせて、ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。

台中同志遊行(台中LGBTプライド)
開催日時:2017年11月18日(土)
Facebook:https://www.facebook.com/TCLGBTPride/

11月25日(土)開催 / 台湾第二の規模を誇る高雄のLGBTプライド「高雄同志大遊行(高雄レインボーパレード)」

台湾・高雄の西子灣エリアにあるビーチ

台湾・高雄の西子灣エリアにあるビーチ(撮影:Kazuki Mae)

2017年のLGBTプライドシーズン、フィナーレを飾るのは台湾南部最大の都市・高雄のLGBTプライド「高雄同志大遊行(高雄レインボーパレード)」。高雄は世界中から巨大タンカーが数多く出入りする港湾都市として知られており、MRT(地下鉄)ですぐにビーチへとたどり着ける南国らしいロケーションが訪れる人を魅了し続けています。

台湾・高雄の人気リノベーションスポット「駁二藝術特區」

台湾・高雄の人気リノベーションスポット「駁二藝術特區」(撮影:Kazuki Mae)

倉庫や工場として使われていた建物をリノベーションした「駁二藝術特區」「MLD 台鋁」に代表されるモダンなスポットや、環境に優しい未来の交通機関「LRT(ライトレール)」の開通など、続々と新たな試みが登場している高雄。ウォーターフロントエリアの開発によって、工業都市から最先端のクリエイティブシティへと変貌を遂げる刺激的な街としても人気が高まっています。

三多商圈を通る高雄同志大遊行

2016年高雄同志大遊行で中心街に差し掛かる隊列(撮影:Kazuki Mae)

昨年のパレードでは、LGBTの権利に対する社会の注目度の高まりとともに参加者が急増。イベント史上初となる1万人を突破し、台湾第二の規模を誇るLGBTプライドにまで成長を遂げています。

高雄同志大遊行の巨大レインボーフラッグ

2016年高雄同志大遊行の巨大レインボーフラッグ(撮影:Kazuki Mae)

2017高雄同志大遊行でレインボーフラッグを持って歩く親子

2016年高雄同志大遊行でレインボーフラッグを持って歩く親子(撮影:Kazuki Mae)

「労働」と「教育」の場に焦点を当てて催され、当事者に限らないあらゆるコミュニティの人々が参加。中にはお子さんとともにパレードを歩く親御さんたちの姿も見られ、プライドパレードを行う意義である「多様性」を存分に感じられる、メッセージ性の強いイベントとなりました。今年は11月最終土曜日の25日に開催。同性婚合法化決定のニュースを受けてどのくらいの規模にまで拡大するかにも注目が集まります。

高雄同志大遊行(高雄レインボーパレード)
開催日時:2017年11月25日(土)
Facebook:https://www.facebook.com/KHpride4/

11月は2週連続での開催!記念すべき2017年のLGBTプライドを台湾でぜひ体験してみては?

2017年は同性婚合法化が決定された記念すべき1年ということで、過去最大の盛り上がりとなった台北のLGBTプライド。この勢いは今月開催される台中・高雄のパレードへも飛び火すること必至です!11月後半に台湾にお越しのご予定のある方はぜひ、中・南部へと足を伸ばされてみてはいかがでしょうか。

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三多商圈を通る高雄同志大遊行

ABOUTこの記事をかいた人

1987年香川県生まれ。旅で訪れた台湾に恋して、2012年に来台。2013年には念願の海外社会人デビューを果たし、現在台北にて広告関連のデザイナーとして奔走中。台湾でのLGBTな日々をつづるブログ『にじいろ台湾』を書いています。