親の介護は30代から始まる

lgbt parents care
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両親の介護は、あなたにも”必ず”いつか降りかかる問題

今は元気でも、将来必ずやってくる親の老後、あまり考えたくない事ですが今から少しずつ知っておき、将来に備える必要があります。いきなりですが皆さんにご兄弟は何人いますか?日本が少子化と呼ばれる状況になってから既に40年も経過しています。結果、一人っ子の数も相当数に上ります。兄弟が多い方はまだしも一人っ子の方は両親それぞれで2回、親が要介護状態になれば自分が面倒を見なければならなくなります。

親の介護は”早くて30代、遅くても40代”から

最近よくテレビのニュースなどで「介護離職」と言う言葉を聞いた事はありませんか?その名の通り「家族を介護するために仕事を辞める」ことを意味します。総務省の調べでは無職で親の介護をしている人は266万人。一方、介護をしながら働いている人の数は290万人にも上っています。なかには介護負担が原因で「介護離職」をせざるを得なくなった人もいます。年齢別に介護離職した人の割合を見ると50代が中心ですが晩婚世代で生まれた一人っ子の方などはもっと早い段階で考える必要があるため、親が元気なうちから老後の資金や、自宅か施設での介護などについての話合いなどの機会を持つのが望ましいと思われます。

施設に全て任せることも選択肢

もし、自分が介護離職という状況に追い込まれたら、今度は自分の老後が危うくなります。その意味でも、経済的なゆとりがあるなら、親の介護は自分で全て背負うということはあきらめ、できるだけ施設に任せることをお勧めします。それだけの経済的な余裕を身に付けるためにも、資産形成はしっかり行っておく必要があり、それと同時に自分のライフスタイルを変えず仕事を続けてお互いが充実した日々を過ごす事を目標にし過ごしてもらえたらと思います。

特に1人で親の介護を見る方は体力以上に精神的にも負担が大きくなると思われるため、皆が経験する親の介護問題、自分だけではないと思い少しでも前向きな姿勢で考えて下さいね。

*介護に必要な費用などは前回の記事などを参考にして下さい。

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