LGBT最新ニュースをクリッピング。
2017年5月前半の国内外のLGBT関連ニュース26本をまとめました。
01
2017.05.14 ハフィントンポスト
トランスジェンダーを公表した男性が、アメリカで初めて裁判官になるかもしれない
ペンシルバニア州の弁護士のヘンリー・サイアス氏(40)は、オープンリー・トランス男性としてアメリカで初の裁判官になる可能性がある。すでにオープンリー・トランスの女性裁判官は2人がいるが「初のトランスジェンダー男性裁判官が裁判官席に着けば、歴史的偉業だ」と、セクシュアル・マイノリティやHIV感染者たちの市民権活動を支援する法律専門家グループ「ラムダ・リーガル」の公正裁判プロジェクトディレクター、エリック・レシュ氏は語っている。
02
2017.05.14 日本経済新聞
避難児童への配慮明記 横浜市教委、いじめ防止改定案
東京電力福島第1原発事故で福島県から横浜市に自主避難した男子生徒(13)へのいじめ問題を受け、横浜市教育委員会は10日、東日本大震災や原発事故で避難した児童生徒は「特に配慮が必要」と明記した、いじめ防止基本方針の改定案をまとめた。また性同一性障害など性的マイノリティーや発達障害のある児童生徒について、いじめ防止のために学校が特に配慮する必要があると指摘。「日常的に特性を踏まえた適切な支援をする」とした。
03
2017.05.13 福井新聞ONLINE
市職員採用書類から性別欄を排除 トランスジェンダー配慮で 越前市
福井県越前市は12日、本年度の職員採用試験の申込書から性別記入欄を削除したと発表した。心と体の性などが一致しない「トランスジェンダー」への配慮として実施する。県内自治体で初の取り組み。越前市は14年度から毎年、新人職員向けに性的少数者を講師に招いた研修を行っている。今回の削除は市の採用担当者が、LGBTの人から「性別の記入を求められると困る」との意見を聞いたことがきっかけ。
04
2017.05.13 東京新聞
LGBT理解企業育む 社内で研修・制度整備加速
東京五輪のゴールドパートナー(国内最高位のスポンサー)15社に取材したところ、11社がLGBTに特化した研修や社内制度整備などをしていたことがわかった。数社の具体的な取り組みなどを紹介している。
05
2017.05.12 AFP BB
チェチェンの同性愛者迫害疑惑、調査求めた活動家ら一時拘束 ロシア
ロシア・北カフカス地方のチェチェン共和国で男性の同性愛者たちに対する迫害が行われていると報じられた問題で、検事総長に調査を求める陳情書を提出しようとした人権活動家5人が11日、モスクワで一時拘束された。「検察当局がチェチェンのLGBTに対して犯罪捜査を行っているため、陳情書と集まった署名を携えていた」という5人は同日中に拘束を解かれた。
06
■一ノ瀬文香・杉本茜の同性婚解消に関する報道2017.05.13 スポーツ報知
同性”離婚”一ノ瀬文香、理由は「結婚で甘え」…杉森茜との「復縁絶対ない」離婚をブログで発表した一ノ瀬によると、きっかけは昨年2月に発売した自叙伝「ビアン婚~私が女性と結婚式を挙げるまで~」。杉森は本の内容については同意していたが、原稿確認が入稿の前日だったことに立腹し、一方的に別れを切り出したという。同年7月から別居していたが、今年3月14日に再会し“離婚”を決めた。
2017.05.12 オリコン
”同性婚”一ノ瀬文香と杉森茜、破局を報告2014年12月に“同性婚”を発表していたタレントの一ノ瀬文香(36)とダンサーの杉森茜(30)が12日、破局したことを自身のブログでそれぞれ報告した。
07
■ドン・キホーテ渋谷の旗艦店に設置された「誰でもトイレ」に関する報道2017.05.12 J-CASTニュース
「LGBT用トイレ」報道に波紋 ドンキ「誰でも利用できる」
12日にオープンしたドン・キホーテの旗艦店「MEGAドン・キホーテ渋谷本店」。ここに、「お子さま連れやお身体の不自由なお客さまのほか、性的指向や性自認のいかんにかかわらず、どなたでもご利用いただけるトイレ」(プレスリリースより)を設置したのだが、一部で「LGBT用トイレ」と報道されたためにネット上で波紋が起きていることを伝えている。
2017.05.11 共同通信47ニュース
ドンキがLGBT用トイレ
2017.05.11 毎日新聞
ドン・キホーテ 性別問わないトイレ 渋谷本店に設置2017.05.12 Sankei Biz
ドン・キホーテ 渋谷の旗艦店にLGBTトイレ
08
2017.05.11 アゴラ
同性愛者の元バチカン高官の「暴露」
2015年10月に同性愛者であることを告白し、バチカンでの聖職や神父の立場も剥奪されたポーランド出身のハラムサ元神父が「最初の石」(独語訳)というタイトルの本を出版。同元神父はバチカン法王庁の中核、“カトリック教理の番人”と呼ばれる教理省に従事していた高官だけに、バチカン内部に渦巻く同性愛問題を体験に基づいて具体的に暴露した新著は大きな反響を呼んでいる。
09
2017.05.11 レコードチャイナ
芸能界から115人がエール、性的少数者への応援ソング 台湾
「国際反ホモフォビアの日」に当たる5月17日、アーメイやレイニー・ヤン、サンディ・ラムら8人の女性歌手がチャリティーソング「WE ARE ONE」をリリースする。この楽曲に台湾だけでなく、中国や香港からも100人を超える歌手やタレントが集まり、性的少数者の社会運動を象徴するレインボーフラッグを手にしてMVに出演している。
10
2017.05.11 プレジデントonline
なぜJ&Jは「LGBT」に取り組むのか 先進企業のダイバーシティとは?
ダイバーシティに関してまだまだ対応が遅れている日本企業の中で、先駆けとして、日本のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)グループでスタートしたのが「Open&Out(O&O)」。発起人となった人事部の田口周平さんや上司の人事部ディレクターの大島恵美さんらの話を聞く。
11
2017.05.10 コスモポリタン
エマ・ワトソンが初受賞!MTVが男女性差なしの「俳優賞」発表
実写映画「美女を野獣」が世界中でヒットしているが、ベルを演じた主演のエマ・ワトソンが、現地時間今月7日にロサンゼルスで開催された『MTVムービー&TVアワード2017』において今年から設けられた性別の壁を超えた「俳優賞」カテゴリーの初代最優秀俳優賞に選ばれた。エマ・ワトソンは「私にとって “演技をする” とは、自分が誰かの立場に立てる能力なのだということを示すもの。その能力を表現するのに「男」「女」という2つの異なったカテゴリーに分ける必要はありません」とスピーチした。
12
2017.05.10 毎日新聞
プーチン露大統領 同性愛者に拷問疑惑、対処指示へ チェチェン
ロシアのプーチン大統領は露南部チェチェン共和国で多数の男性同性愛者が拷問を受けているとの疑惑について、最高検察庁や内務省に対処を命じる考えを示した。モスカリコワ連邦人権全権代表(人権オンブズマン)との5日の面談で述べた。
13
2017.05.10 AFP BB
性行為した男性カップル、検察がむち打ち80回を求める インドネシア
イスラム教徒が多いインドネシアの中でも厳格なシャリア(イスラム法)を採用しているアチェ州で、性行為中を地元の自警団に取り押さえられた20代の男性カップルに対し、地元検察当局はむち打ち80回の刑に処すよう求めた。
14
2017.05.09 日本経済新聞
LGBTをよく知って 中学校向け教材を無償公開
性的少数者支援に取り組む団体「ReBit」が、性的少数者への理解を深めてもらおうと、中学校向けにハンドブックや映像を組み合わせた教材キットをつくり、ウェブサイト上で無償公開を始めた。当事者の子供を支援する教員を増やすのが狙いだ。当事者の子供は自らのセクシュアリティーについて、思春期を迎える中学生のころに自覚することが多い。一方で、学校側からは「性的少数者について学校で教えようとしても、どう教えていいか分からない」との相談が寄せられるなど、対応に戸惑う教員も少なくない。
15
2017.05.09 コスモポリタン
LGBTQ+の若者が「出会いを求めに行く場所」を直撃♡#シドニー編
世界各国のLGBTQ+の若者に「出会い」に関する質問を投げかけるシリーズのオーストラリア・シドニー編。シドニーの街角で見つけた8人の当事者男性に、出会いを求めるならどこに行くのか? という質問に答えてもらうスライドショー。
16
2017.05.09 コスモポリタン
息子が娘に。その姿に勇気を貰った母が男性に性別移行!
オーストラリアのニュース番組「60ミニッツ」で家族のことを話したデトロイト出身のメゾン一家。母親のエリックさん、そして15歳の娘コリーさんは2人とも、生まれた時に与えられた性が自身のアイデンティティに一致しないと感じていた。4年前にコリーさんは両親に自分は女の子だと告白。そして昨年、意を決した母のエリカさんも性別移行することを家族に打ち明けた。
17
2017.05.07 ハンギョレ新聞
ソウル大学ロースクール卒業生、トランスジェンダーの弁護士を支援
ソウル大学ロースクール6期卒業生70人余りが作った公益基金ファンド「コンミョン(共鳴)」は、パク・ハンヒ弁護士(32)を支援対象の公益専門担当弁護士に選定したと7日明らかにした。パク弁護士は男性から女性に性を変えた韓国初のトランスジェンダーの弁護士である。
18
■東京レインボープライド2017 パレードに関する報道
例年以上に取材する媒体が多かった東京レインボープライド2017。各媒体の取り上げ方を比較してみてはいかがでしょうか?2017.05.09 朝日新聞
東京)性的少数者・支援者ら5千人がパレード 渋谷など2017.05.09 & Asahi Shinbun Digital [and]
「私はストレートだけど…生きづらさ感じる」共感広がったLGBTイベント2017.05.08 ハフィントンポスト
差別がないと笑顔になれる。渋谷を虹色にしたレインボーパレード、過去最大の人が参加したよ2017.05.07 産経ニュース
「同性婚カップルの法制化を」「自分らしく生きられる社会を」LGBT啓発パレード 虹色まとい、渋谷歩く2017.05.07 Buzz Feed Japan
「幸せは人のかずだけある」LGBTが渋谷をパレード熱気を伝える19枚の写真2017.05.07 Buzz Feed Japan
LGBTパレードのメッセージを読むと、幸せになるために必要なものがわかる2017.05.07 毎日新聞
東京レインボープライド 虹色の性を 過去最大パレード2017.05.07 朝日新聞
「多様性学ぼう」性的少数者のパレード、6千人が参加
19
2017.05.07 朝日新聞
「世界の先端でLGBT『理解増進」を」 自民・宮川氏
(東京レインボープライド2017”パレード”出発前のインタビュー)「全く意図しない差別を、理解していないがゆえにやってしまうことがある。いきなり差別だからダメだと言うと、真の理解にならない。差別解消法以前に性的少数者が自分の隣人として存在していると分からなければ差別はなくならない」と、自民党が成立を目指す理解増進法について語った。
20
2017.05.07 朝日新聞
LGBT法案「世の中と永田町に相当差」 民進・細野氏
(東京レインボープライド2017”パレード”出発前のインタビュー)「自民党が検討している理解増進法に関して野党4党が国会に提出した差別解消法ではなぜダメなのか理解できない」としながらも「ないよりは良いという部分もあるから、半歩でも前進なら賛成する可能性はある」と語った。
21
2017.05.07 ハフィントンポスト
ゲイの歴史は大切だ。ブックカフェ「オカマルト」の挑戦
ゲイ雑誌『Badi(バディ)』の創刊(1995年)に携わり編集長として長年にわたって活躍、ドラァグ・クイーン、マーガレットとしての活動もしている小倉さん。その小倉さんが昨年、2016年11月、新宿2丁目にLGBT関連の雑誌・書籍等を集めたブックカフェ「オカマルト」をオープン。出版人としての小倉さん、そしてドラァグ・クイーン、マーガレットさんがブックカフェに託す思いを語る。
22
2017.05.06 ハフィントンポスト
「差別の視線が同性愛者を死に追いやる」鈴木賢教授は訴えた。一橋大学アウティング事件
東京レインボーウィーク2017の一環として開催された「一橋大学アウティング事件 裁判経過の報告と共に考える集い」のレポート。明治大学リバティタワーの大教室(300人定員)が満席となり、数十人の立ち見が出るほどの関心を集めたこの集いで、当事者であり、かつて雑誌によるアウティングの被害に遭った明治大学の鈴木賢教授と憲法学者・木村草太氏の発言が抜粋されてまとめられている。
23
2017.05.04 中国新聞
LGBT理解広げる初のブース
ゴールデンウィーク恒例の2017ひろしまフラワーフェスティバルで、性的少数者への理解を広める活動をする福山市の広島県セクシュアルマイノリティ協会が初めてブースを開き、「身近にLGBTの人がいると知ってほしい」と訴えた。
24
2017.05.03 ハフィントンポスト
『同性婚と国民の権利』憲法学者・木村草太さんは指摘する。「本当に困っていることを、きちんと言えばいい」
憲法学者・木村草太さんに、同性婚に関してのインタビュー。憲法24条の「婚姻」の定義の成り立ちから解説。そして婚姻には「個別契約婚」と「民法婚」の2つのあり方があると述べ、現行憲法下でも同性同士の「個別契約婚」は可能であること、そして民法婚と比較しての違いを説明。当事者が願いを実現させていくためには何をなすべきなのか、具体的に話している。
25
2017.05.02 映画.com
レズビアン修道女の実話を「氷の微笑」ポール・バーホーベン監督が映画化
第74回ゴールデングローブ賞で最優秀主演女優賞と最優秀外国語映画賞を受賞した「エル ELLE」で、華々しいカムバックを果たした巨匠ポール・バーホーベン監督が、レズビアンの修道女の実話を描く新作「Blessed Virgin(原題)」の撮影に間もなく入ることが明らかになった。
26
2017.05.01 AFP BB
同性愛者のパーティー開催で8人逮捕、インドネシア
1日警察発表によると、4月30日の午前0時ごろ、同国第2の都市スラバヤのホテル2室を使って行われていた男性同性愛者のパーティーで14人が拘束され、うち8人が逮捕された。パーティーで同性愛者向けのポルノビデオを見たことが同国の厳格なポルノ取り締まり法に違反したという疑い。他にも「逸脱的な性行為」を行ったりしていた現地警察幹部は述べている。インドネシアはイスラム教徒が多いが、オランダ植民地時代に由来する刑法が主流となっているので一部の州を除いて同性愛者間の性行為は違法ではない。
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