レズビアンには、「フェム」と「ボーイッシュ」というくくりがあります。
最近はいろいろな用語が出ていますが
昔から、レズビアンには大きく分けて「フェム」「ボーイッシュ」という
くくりがあります。
どちらも見た目を指す言葉ですが
私が出会ったフェムビアンは、「ボーイッシュは苦手」と
言う人が多く
実際にボーイッシュを苦手なフェムビアンを
掲示板やSNSでよく見かけました。
ボーイッシュ=ガサツ?
友達になるのも、ボーイッシュさんはごめんなさい。
同じレズビアンの友達がほしい、
と思っても見た目がボーイッシュであるということだけで
敬遠されたホロ苦い思い出もあります。
でも、私が出会ったフェムビアンさんの中には
なんとも大ざっぱな人が多かった印象です。
見た目だけ女らしければいいの?
ボーイッシュな見た目の人でも
繊細で、気配りのできる女性は沢山います。
ファッションが…髪型が…
と、色眼鏡で判断するのは
早計すぎやしませんか。
同性愛差別はやめよう、
という共通意識はあっても
同じセクシャルマイノリティ同士
同じレズビアン同士でも
見た目や、セクシャリティだけで判断されるような
根深い差別はあります。
あなたの心の中にも、差別…ありませんか?
セクシャリティや見た目だけでなく
様々な偏見…持ってませんか?
「同性愛者だってことだけで判断されたくない」
と日頃思っているあなたも
実は、ほかの面で誰かを差別しているのでは
ありませんか?
セクシャルマイノリティーが
生きやすい世の中になればいいと思うのなら
自分がされて嫌だな…と思ったことを
人にするのは…やめたいですね。