この秋、横浜がレインボーに染まる!
「私たちが目指しているのは、単にフェスタを成功させることではありません」
そう力強く語るのは、横浜レインボーフェスタ2015実行委員会共同代表の木村サスケさん。
今年のGWのTOKYO RAINBOW PRIDE会場にブースを出展し、ほぼ同時期にtwitterやfacebookでの広報活動を開始して、じわじわと認知が広まってきている『横浜レインボーフェスタ2015』。
このフェスタはどのような内容で、そして目的としているものは何なのか? この新たなLGBTイベントの全貌を、事前準備から開催当日までの連続レポートでご紹介いたします。第一回めは、共同代表の木村サスケさんに、フェスタの概要とその目的をうかがいました。
ハロウィーン+LGBTイベントで多様な参加者を集める
「日本が誇る国際都市・横浜には様々な外国人の方が居住され、互いに支え合って発展すると言うまさにダイバーシティ(多様性)を体現する街となっています。しかし、野毛エリアに集まるゲイバーを除くと、LGBTの色が薄いのが常々残念だと思っていました。そこで、LGBTの当事者とストレートの方が一緒に楽しめることができないか、と考えたのが原点です」
アライ以外のストレートの方には、ともすれば敷居が高く感じられるかもしれないのがLGBTイベントです。横浜レインボーフェスタ2015は、開催日を10月31日&11月1日と設定して、LGBTイベントにハロウィーンという面も併せ持たせることで、より多くの多様な参加者を集めようと計画されています。
「2日間のフェスタ会場は、横浜大さん橋CIQプラザです。約2000㎡の大会場に、イベントステージと様々なブース、そして綱引き大会のスペースを設けます。さらに屋上の野外スペースを使った企画も考えています」まさにハロウィーンである初日10月31日の夜は別会場でのパーティーも用意されているそうです。「パセラリゾーツ横浜関内でLGBT mixのハロウィーン・パーティーを開催します。ハロウィーンですから仮装の方はもちろんのこと、野毛のゲイバーエリアからお越しの方や、関東圏以外からお越しの方、20代の方などに対応する様々な割引プランもご用意しています」
昼はフェスタ、夜はパーティーと賑やかで忙しい2日間になりそうです。またパセラリゾーツ横浜関内から野毛のゲイバー・エリアまでは徒歩10分くらいと至近。ゲイの方はバーとパーティーの両方が楽しめる夜になります。
国際都市・横浜をLGBTフレンドリーな都市にしよう
「このフェスタは毎年秋に開催していく予定ですが、私たちの目的はその成功だけではありません。2020年に向けてLGBTフレンドリーな国際都市・横浜を実現させるために、年間を通じて様々な取り組みを継続して行って行きます」現時点で計画されているのは、野毛や山下公園周辺の清掃活動を行う「クリーンアップ作戦」、社会的マイノリティと向き合うための課題や情報交換を行う「勉強会、交流会」、横浜のLGBTフレンドリーな飲食店を紹介する「レインボーマップ」の発行などです。
「他にも年間を通じて行う企画を計画しています。LGBTフレンドリーな国際都市という認識が広まることは横浜観光産業の活性化に繋がることは確実です。そして横浜がLGBTにとって住みやすい街になっていけるよう頑張ります」
あなたも横浜レインボーフェスタに参加しませんか?
フェスタ、パーティー、そして今後の取り組みなどに関しては次回以降、さらに詳細なレポートをして参りますので、ご期待ください。横浜レインボーフェスタ2015実行委員会では、現在、下記の募集をしています。遊びに行くだけよりも、もっと深く関わった方が面白そうだなと感じる方は、ぜひ応募をご検討ください。
1)ボランティアスタッフ
2)綱引き大会参加チーム
3)企業ブース出展
※各応募フォームはこちら(リンク先 http://www.yrf.jp/pages/79827/contact)
横浜レインボーフェスタ2015
公式サイト http://www.yrf.jp/
公式twitter @yokohama_RF
公式facebook https://www.facebook.com/YokohamaRainbowFesta?fref=ts
横浜大さん橋国際客船ターミナル CIQプラザ
http://www.osanbashi.com/hall/ciq.html
パセラリゾーツ横浜関内店
http://www.pasela.co.jp/shop/yokohama_kannai/
※画像はすべて横浜レインボーフェスタ実行委員会より提供いただきました。