息子のハロウィン衣装に対しての批判に、父親が反論
あるゲイカップルの9歳の息子がハロウィンの仮装で、映画『101匹わんちゃん』の悪役クルエラ・ド・ヴィルの格好をした。その写真を父親がFacebookに投稿したところ、周りから否定的な意見を言われることもあったが、父親は彼の選択の自由を主張し、息子の味方でいると話した。
男の子のハロウィンコスチューム
9歳の男の子リアムはコスプレや仮装をするのが好きで、今年のハロウィンには『101匹わんちゃん』の悪役、クルエラ・ド・ヴィルの格好を選んだ。The Gaily Grindによると、リアムの父親ウィルは息子の仮装姿をFacebookに投稿していた。しかし、彼は“心配した”友人から否定的なコメントをもらう羽目になってしまったのだ。
上の画像はクルエラ・ド・ヴィルの仮装をする9歳のリアム君。
寄せられた否定的なコメント
ある友人はウィルの投稿に対して、以下のように書いていた。
「完全に不適切だと言わざるを得ないし、子どもにこんなことをする親が信じられない!私があなたやあなたの友人を傷つけていたら申し訳ないけれど、でもこれは間違っていると思う!!!」
これに対してウィルはこのように返信した。
「僕たちは毎日のように、このようなタイプの心の狭い人の対応をしている。みんなそれぞれの意見を述べる権利がある。僕はいつでも、子どもたちをサポートして彼らの想像力を楽しく伸ばしていくし、申し訳ないとも思わない。」
息子自身はトランスジェンダーやゲイであるとは自認しておらず、ただ単に仮装をするのが好きなのだと父親は付け加えた。
父親ウィルの考え方
ウィルはゲイカップルの息子であるリアムについて、以下のように話している。
「彼は女性の服や女性の格好をすることよりも、創られていく様子や風変わりな格好に興味があるみたいだ。ぼくはもし息子が(女性の格好をしたいと)望むのであれば、彼を応援するけどね。彼には父親が二人いるからだとか、息子をそっちの方向に導いているんだとか考えるのがまさに典型的な思い込みの例だけど、それとはまた別のことだよ。」
また、ウィルは子どもたちのハロウィンの仮装について、以下のような意見を述べた。
「男の子の仮装で最も受け入れられているのは普通、血糊が付いてるものだったり、殺し屋だったりするんだろうね。彼ら(子ども達)はそっちを気に入ると思う?ぼくは、そういう子もいれば違う子もいると思う。彼は9歳だ。もっと多くの子どもたちが、恐れずに自分の興味を広げられるようになるべきだよ。」
画像出典:Pink News