EDMが全部同じに感じてきた人のためのイベントはコレ

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EDM、なんかどれも似てきてない?

David Guetta、Calvin Harris、Avicii、Afrojack。。。ちょっと前まではワクワクしてた名前だけど、今はお腹いっぱい。巷にあふれるまがい物のせいかしら。もっとアタシの中のオネエ魂を揺さぶる音はないの?そう、強いて言うなら、90年代のジャネットとか、マドンナとか。それも、シングルじゃなくて、リミックスのあの感じ。4つ打ちで、お腹に響いて、ゲイクラブっぽいやつ。ああ、今、無性にハウスに埋もれたい。

ハウスミュージックはゲイの文化

ゲイ向けアプリを開くと、ゲイのプロフィール。好きな音楽にマドンナ、カイリー、ガガ、安室奈美恵、浜崎あゆみってのはよくあるよね。ゲイに人気の彼女たちって、クラブカルチャーにすごく影響を受けている。マドンナなんて、ニューヨークの伝説のクラブ、Paradise Garageの存在なくしては語れない。そしてそのクラブ文化を切り開き、育ててきたのが我々ゲイってわけ。Paradise GarageのDJ、Larry Levinもゲイならば、彼の友だちでハウスの生みの親、Frankie Knuckesもそう。そしてLarryの魂を引き継ぐJunior Vasquezもオープンリーだし、流行はゲイから生まれているって言っても言い過ぎじゃないくらい。でも、そんなことより、ハウスミュージックはゲイの解放区であったんだよね。ハウスはもう死んでしまったの?

ニューヨークから注目のDJ、来日!

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クラブイベントVITAのチラシをもらった時、ピンときたわ。このDJ、きっとゲイで、アタシたちの音楽を持ってきてくれるって。それで、調べてみた。画像のこの人、Serving Ovahnessって言って、ニューヨークでも赤丸急上昇の人気DJらしい。(音源はこちら)ゲイっぽいよね?ゲイっぽい。ということで彼がそうなのか関係者に聞いてみたら、歩くゲイの広告塔だよって。やっぱりアタシのゲイダーは錆びてなかったわ。Junior Vasquezの後継者的な存在。イベントがアジアデビューになるらしい。台湾やタイじゃなくて日本を選んでくれてサンキュー!ところが。。。

パーティーはゲイだけのものでない

チラシにはVITAについて「アップリフティングなサーキットミュージックが溢れる空間で、ジェンダー・セクシュアリティの枠を超えて生きる歓びを共有するパーティー」と書いてある。アップリフティングとはアゲアゲ、サーキットミュージックってのは、パーティーが世界中を旅する感じね、そして「セクシュアリティーの枠を超えて生きる歓びを共有するパーティー」。そういえば、LGBTやアライたち全体をひっくるめて生きていることをお祝いするようなパーティーってあんまりなかったよね。ゲイのためのパーティーはよくあるけれど。VITAはDJたちもゲイや、レズビアン、ストレートとバラエティー豊か。LGBTって言葉が大分世の中に認められてきた今、いいタイミングでのイベントだと思ったの。

グルーブを共有することで「関係」を生む

箱が、表参道の駅すぐのところで、内装もおしゃれで、音質も良いってことも、確かに興味をそそられる。でも、アタシの心を一番つかんだのはオーガナイザーのこの言葉。

LGBTもストレートも同じ空間を共有することで、素敵な関係性が生まれる

どう?LGBTってパートナーシップ条例ができたり、ちょっとずつ公認されてきたし、この先、同性婚も可能になるかもしれない。だけど、制度の受け皿ができても、やっぱり社会に受け入れられなくちゃ価値は十分じゃない。そういう時に、ああ、あのパーティーで一緒に踊ったあの人だ!みたいな共通の体験があったら違うと思うの。お互いがお互いを知るための体験が。だから、VITAにはすごく期待。10月が楽しみよ。

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画像出典:Exclusive Interview with DJ Serving Ovahness

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