ゲイの少年を拷問した男たちが逮捕される
複数のゲイの少年を誘拐・拷問していた男たちが、オンライン上に拷問の動画を投稿したところ、逮捕につながった。警察は、彼らが少なくとも19人のゲイの少年などに暴行していたことを明らかにしている。
痛ましい事件の内容
ゲイの少年たちを拷問し、その動画をオンライン上に投稿したことでロシアの同性愛に反対するグループ「Occupy Pedophilia」の9人のメンバーが逮捕された。ロシア警察は、彼らが暴行の後に多くの少年を自殺に追いやったと報告している。
このグループは少年たちを個人広告などを使ってだましており、彼らは「デート」に招かれたために集まっていた。少年たちはそのまま捕らえられ、アパートや森の中に連れていかれたという。そこで暴力を振るわれたり、その様子をビデオに記録されるなどの辱めを受けさせられた。
少年たちへの暴行の様子
上の画像では、左右の男たちはカメラに向かって笑顔を向けている一方で、下着姿の少年がアダルトグッズを持つよう命令されている様子が見て取れる。少年は体の一部で出血しているようである。
さらに別の動画では、男たちが「ホモは死ね」などの暴言を浴びせながら、黒人のゲイの少年に無理やりスイカを食べさせていたという。
またこのグループの特徴として、下の画像のように少年たちの髪の毛を剃り、その部分をLGBTの結束やプライドの象徴であるレインボーカラーにすることで、それらを馬鹿しているかのような様子も見られる。
Occupy Pedophiliaのメンバーに対する判決
今回Occupy Pedophiliaの9人のメンバーは、19人のゲイの少年や若者に対して脅迫、拷問、「健康にある程度の被害」を与えたとされ、有罪判決を受けた。その一方で、彼らが「過激派グループ」とみなされることはなかった。
逮捕された9人のメンバーのうち、6人は6年間投獄されるが、ほかの3人には執行猶予が与えられている。
画像出典:LGBTQ Nation, Pink News