FTM当事者が教える”つけたい所に筋肉をつける”トレーニング術!

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夏目前!意外と忘れがちなトレーニングの”鉄則”

暑くなり薄着になる季節。この時期にふと鏡の前に立った自分をみて「あれ、体型がかわった?」と思い、慌ててダイエットを志し、トレーニングをする方はたくさんいらっしゃると思います。きっとこの記事を読まれているの中にも「現在進行形で頑張ってます!!」という方の数は多いのではないでしょうか…

筆者は仕事柄、色んなお客様とお話をすることがあります。質問も多々あり、中でも多いのが、「どういうトレーニングをしたら良いですか?」という質問。その際に必ずお伝えしていることがあります。

見落としがちな「全身を鍛える」ことの重要性

「どこをトレーニングしてますか?」という質問に対し、周りで一番多かったのが”お腹だけ”をトレーニングする人。続いて腕、肩、胸のトレーニングをしている人。当たり前のことですが、上腕二頭筋(力こぶ)のトレーニングばかりしても腕が太くなるだけですし、肩のトレーニングだけでもバランスが悪い。
ついつい忘れてしまいがちですが健康的な身体を手に入れるための”鉄則”は「バランスよく全身のトレーニングをする」ことです。(もちろん食事や睡眠も大切です)

仕事をしていると疲れてしまい、なかなかトレーニング出来ないという方も[胸・背中・太もも・お腹 ]の4カ所は最低限行った方が良い部分です。もし余裕があったら、プラスαで色んな部分のトレーニングを行ってみるのはいかがでしょうか。(4カ所も出来ない!って方は、まず太もものトレーニング(スクワット)だけでも…)

トレーニングを継続して行うと、身体つきは変わってきます。(個人差があるので、結果が出始める期間はバラバラです)「痩せてきた!」「絞れてきた!」ほんのちょっとの変化を楽しむようにすると、トレーニングのモチベーションが上がり、継続に繋がります。全然変化しない!ではなく、小さな変化を楽しむようにしてみてくださいね。

意外と難しい!FTMのトレーニング事情

身体を動かして運動、トレーニングをしていくと筋肉がついて、脂肪が落ちてと色んな変化があるのですが、残念ながら、どうしても変えられないのが骨格です。男性と女性では骨格の違いがあります。
実は筆者にはFTMの方からトレーニングに関して色んな質問がメールなどで届きます。悩みは人それぞれ異なるのですが、その中でも得に散見されるのが骨盤周り・胸のあたりに関しての質問です。ホルモン治療を行うと(個人差はあるのですが)声も変わり、毛も増え、筋肉のつき方も変わるので、見た目がだいぶ変わります。僕の場合は、まずお腹(特に下腹部の脂肪)から落ちました。

トレーニングをすると、筋肉もつきやすくなっているためにゴツゴツした身体になったり、筋肉質になったり。洋服のサイズが変わったという方もいらっしゃいます。ホルモン治療を行う前でも、トレーニングの仕方で身体のラインを変えることは出来ると思います。ただ、どうしても男性と女性の骨格の違いを変える事は難しいです。

脱猫背・ガニ股! 鍛えたい場所別、最適トレーニング方!

難しいから隠すというのも一つの方法ですが、トレーニングをして、少しでも変えてみるという方法もあります。ここでは上半身と下半身の二つに分けてそれぞれにオススメのトレーニングや日常生活で気をつけるべきポイントについてご説明します!

上半身(肩・胸・お腹)が気になる人へ

上半身を鍛える上で重要なのは、胸だけでなく背中のトレーニングもすることと、肩甲骨周りを動かすことで姿勢を良くすることの2点です。首、鎖骨を長く見せるようにする。胸をつぶしていることもあり、下に落ちている場合は、胸の上部のトレーニングを。下部のくぼみが気になる方は、胸の下部のトレーニングを取り入れるのもオススメです。

下半身(足・お尻)が気になる人へ

スクワットなどの足の筋肉のトレーニング。そして、日常生活では足を閉じるようにして、お腹を引き上げ、常にお尻の小さくするようなイメージで歩いたり、立ったりする。ガニ股で重心を低くわざと大股で歩くようなことを無くすということですね。大きい靴を履いて擦るように歩くよりは、足にあった靴を履くこともオススメします。

やっぱりどうしても胸が気になってしまう…

胸が目立つから猫背になってしまうという方は、家の中だけでも良いので、胸を張り、姿勢を良くしてみてはいかがでしょうか。電車の中や食事中など、椅子に腰かけた時だけでも足をキチッと揃えて姿勢を正してみるのもオススメです。

ほんの少しの意識だけでも、身体は変わります。理想の身体に近づくために、適度なトレーニングと適度な意識を心がけてみてください!

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