LGBTが転職で気をつけるべき3つの注意点

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終身雇用制度が一般的だった昔に比べ、日本でも少しずつ一般的になりつつある「転職」。LGBTの人だって例外ではありません。むしろ、ある調査ではLGBTの方が、ストレートよりも転職率が高いことが判明しています。

「そろそろ結婚しないの?とかうるさい!」
「なんか職場になじめない!」
「ホモネタを聞くのがつらい!」

などなど様々な悩みを抱えている方もいらっしゃるとおもいます。しかし、「LGBTが働きやすい職場かどうかって何を基準に見つければいいんだろう…」とお考えの方も多いはず。そんなあなたに、LGBTが転職する際に気をつけるべき注意点をまとめました。

1. 女性比率をチェックする

現代の日本において、女性の方が活躍している職場はLGBTにとっても働きやすいことが多いです。ストレートの男性だけを主眼においた保守的企業が、女性にとっても働きやすい環境を推進しているとは考えにくいですよね。

よって、女性にとって働きやすい環境ということは、保守的ではなく柔軟な企業である可能性が高いです。女性の方の中には差別的な扱いを日本で受けた経験のある人もいるため、LGBTを始めとしたマイノリティの人に対して理解ある方は少なくありません。志望企業をチェックする際には、女性比率が高いかどうかは是非チェックしておくべきポイントでしょう。

2. LGBTに関する施策をチェックする

まだまだ数は少ないとはいえ、LGBTに関する施策を行っている企業は存在します。LGBT研修を受講したことがあるかどうか、LGBTの社内委員会があるか、人事部がLGBTに関して何か施策を打ってないかなどといったことをぜひチェックしてみてください。

もし企業内で1度でもそういったことが行われていたのであれば、1度でもLGBTに関する施策を行う社内稟議が行われ、行う決定がなされた経験があるということです。会社として何かしらLGBTに関する施策を行っているのであれば、保守的な企業である可能性は低いかと思います。

3. 従業員の年齢をチェックする

転職先企業の従業員の平均年齢をチェックしましょう。日本でも、若い人ほどLGBTに対して寛容になってきていることが調査で判明しています。もし従業員の平均年齢が20代であれば、保守的な企業である可能性は低いといえるでしょう。逆に、平均年齢が40代だったりすると、少し警戒した方が良いかもしれません。

また、採用のために社内の従業員についての情報が掲載されているようなページなどはしっかり読みましょう。どのような年齢の人が社内で活躍しているのかがわかると、転職先を選ぶときの参考になると思います。

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