友情結婚、しない?
レズビアンの私が、ゲイの知人から
友情結婚を持ち掛けられた時の話です。
友情結婚:私の場合
ケース1:国籍
初めて友情結婚の誘いを受けたのは
まだ20代の頃。
当時仲良くしていたゲイの友人からでした。
私自身は周囲にカミングアウトしていたので
友情結婚する意味はあまりなかったのですが
話を聞いてみると…。
「ペルー国籍の僕の彼氏と結婚してほしい。」
「ペルーの家族に挨拶に行ってほしい」
と衝撃の提案でした。
会ったこともない上に、
外国籍となると…。
手続きの大変さは聞いたことがありましたし
カミングアウトしている自分が
友情結婚することで周囲を混乱させる虞があったため
お断りしました。
ケース2:出産
家を提供するからカップルで友情結婚しないか
と持ち掛けてきたのは、独身のゲイカップルでした。
出会って間もないけれど、
カップル同士4人の共同生活も楽しそうだなと思いました。
が、彼等の本当の目的は
レズビアンの私たちに
自分の子供を出産して貰い、
親権も自分が持つことでした。
出産も結婚も
元々望んでいなかった私たちは、
丁重にお断りしました。
私が友情結婚を選択しない理由
私達の周りには、友情結婚をした友人が
多く存在していますが
話を聞いてみると
「失敗した」
「こんなハズではなかった…」
という声が多いです。
だから尚の事、
友情結婚を私たちは選びません。