ココに行かなきゃ始まらない!台湾ゲイカルチャーの発信地!
台北にやって来る旅行客が必ず訪れると言われる「西門町」。リーズナブルなゲストハウスやホテルが密集しており、台北旅行の滞在先として大人気のエリアです。実際に行ったことがあるという方も、少なくないのではないでしょうか?
実はこの西門町、もう一つの顔は台湾が誇る「一大ゲイタウン」!台湾国内のみならず、世界中からゲイが集まってくる超ホットなエリアなのです!そこで今日は、ゲイの視点から見る「西門町」の楽しみ方をご紹介!新宿二丁目も顔負け(?)のゲイパラダイスで、台北をたっぷり満喫しちゃいましょう!
外観も中身も「渋谷」な西門町。
西門町へ行くにはMRTで「緑の松山新店線(3号線)」か「藍の板南線(5号線)」に乗って「西門」駅へ。台北駅から向かうなら、板南線「頂埔」方面の列車に乗って、一駅でたどり着けます。
西門駅6番の出口を出たところが、西門町の中心街です。
「あれ?これ渋谷!?」
駅を出た瞬間、日本人なら誰もがそう思うはず。見た目は「渋谷センター街」にそっくりです!
昔は、日本好きな「哈日族」の集まる街として有名でしたから、きっとその影響もあるのでしょう。韓国の「明洞」にもちょっと似ているかもしれませんね。
西門町と言えば、特に中高生くらいの若者に大人気の場所なので、そういう意味でも「渋谷」とイメージが重なります。
センター街(?)に一歩足を踏み入れれば、通りの両脇には洋服やファッション雑貨、コスメのお店がずらり!お店の中だけに収まらず、歩道にも商品が所せましと並べられています。
みんな、通りがかりに品定め。若い学生さんたちがメインですから、値段もお手頃なものが多いのが特徴です。
エンターテイメント豊富な一大歓楽街。
「映画の街」としても知られる西門町。台湾最大の「映画館ストリート」は、週末ともなると、どのチケット売り場にも長蛇の列ができるほどの盛況ぶりです。
他にも、カラオケがあったり、
3C製品専門の市場があったり、
屋台などで賑わう小吃街があったり。
台湾一有名な本屋さん「誠品書店」は、西門町にもあります。
メインの通りを離れて路地へ入ってみると、こだわりのセレクトショップもたくさん!一日中いても飽きないエンターテイメント豊富な街、それが若者たちの聖地「西門町」一番の魅力なのです。
西門町がゲイパラダイスと呼ばれる理由。
さて、ではなぜ西門町には台湾国内のみならず、世界中からゲイが集まってくるのでしょうか?その理由は、中心街の反対側を歩いてみれば、すぐに分かります。
そう、西門駅1番出口を出ると、そこはゲイスポット満載エリア!マッチョな男性モデルがデカデカと写ったポスターが、街なかに堂々と姿を現し始めます。
レインボーカラーがデザインされた看板もたくさん!メンズサウナやマッサージ店、ゲイフレンドリーな美容室などがあちらにも、こちらにも!
親密そうに歩くゲイカップルも、このエリアに入った途端に急増します!
お店の数こそ新宿二丁目にはかなわないかもしれませんが、オープン度は西門町が明らかに上。セクシャリティも老若男女も関係なく、あらゆる人が当たり前に行き交っていて、街に自然と溶け込んでいる様子が印象的です。
ゼッタイに押さえておきたい「西門紅樓」。
西門駅1番出口を出てすぐ目に飛び込んでくるのが「西門紅樓」。夜になるとレンガ造りの建物がライトアップされ、旅行客が「撮影待ち」をしている光景が毎日のように展開される、西門町を代表する人気の観光スポットです。
そしてココこそが、ゲイタウンとしての西門町の中核的存在。紅樓を取り囲むように、周囲にはゲイ向けショップがひしめき合っているのです!
ゲイ好みの色あざやかなTシャツやタンクトップが並ぶ洋服店をはじめ、
アンダーウェア専門店、
おしゃれなバーには、ひっきりなしにお客さんがやって来て満員状態です!
中でも一番の注目は、紅樓裏側の広場にあるオープンテラス!雰囲気満点のカフェやレストランが立ち並び、開放的な空気の中、食事やドリンクを楽しめる大人気スポットなのです。
西門一のおしゃれスポットということで、ゲイのみならず、ストレートのカップルや旅行客のお客さんもよく見かけます。中には、家族連れで食事にやってくるグループもあるほど。
この完全オープンな空気、日本ではなかなか味わえませんよ!
夜遅くなるほどに盛り上がりを見せる紅樓、ココに来ずして台湾のゲイシーンは語れません!
ゲイフレンドリーな台湾を肌で感じたいなら、西門町に決まり!
今日は、台湾最大のゲイパラダイス・西門町をご紹介しました!
西門紅樓はもちろん、周辺には台北ゲイに人気のスポットが目白押し!昼も賑やかではありますが、台湾のゲイカルチャーを存分に楽しむなら、断然夜がオススメです!
MRT2路線が乗り入れているため、交通アクセスは抜群!台北観光にとても便利なので、思い切って西門町に滞在するのもいいかもしれませんね!
台北にお越しの際には必ず、「西門町」に足を運ぶのをお忘れなく!