インテリ台湾ゲイの聖地!台北・公館エリアはココをチェック!

gongguan shopping district

台湾の文化系男子の御用達!その魅力に迫ります!

台北でゲイに人気のエリアと言えば「西門」「東區」「信義」などが有名ですが、観光客にはあまり知られていない「隠れた人気エリア」というのもいくつかあります。

台湾のインテリ達がこよなく愛する「公館」もその一つ。西門や東區の華やかな雰囲気とはまた違った「文化系男子」の間で特に人気の高いエリアです。

そこで今日は、そんな知る人ぞ知る穴場エリア「公館」をご紹介します!

公館ってどんなとこ?

gong guan

MRT(捷運)「緑の松山新店線(3号線)」の「公館」駅から一歩踏み出すと、すぐ目の前に広がるのが公館エリアです。

 

taiwan university

台湾全国から優秀な頭脳が集まる「台湾大学」のお膝元

台湾大学の他にも「台湾科技大学」「台湾師範大学公館キャンパス」など、学校が密集している場所だけに「台北一の学生街」として昼夜を問わず大学生たちで賑わいます。

 

大学内の寮に住んでいる学生も多いとあって、ゆる〜い出で立ちの子があちこちに歩いているのが特徴。

「カッコイイ!」というよりは素朴で自然体、「カワイイ!」な男子が多い印象です。

大学ならではの「オープン」で「自由」な空気のおかげか、ゲイの間でも大人気の公館エリア。

 

night market

夜な夜なゲイの集まる秘密の夜市「樂華夜市」に勝るとも劣らない高いゲイ密度を誇ります。

特に、台湾では「文青(文藝青年)」と呼ばれる「文化系」が足しげく通う場所としてよく知られています。

文化系ゲイたちに愛される秘密とは、一体なんでしょうか?

1. 古本屋さんの集まる「知識の宝庫」。

tonsan books

その理由の一つが、台北では他に類を見ないほどの「本屋さん密集エリア」であること。

 

台湾を代表する大型本屋さんの「誠品書店」はもちろん、

オーナーさんのセンスが光る小さなブックショップ

中国大陸の本のみを取り扱う簡体字書店

などなど、とにかく本の種類がとっても豊富!

そして、何より掘り出し物に出会える「古本屋街」でもあることが、文化系ゲイたちを魅了する一番のポイントでしょう。

 

book store

昔ながらの平積みされた本がずらりと並ぶ古本屋さんはもちろん、最近ではカフェも併設されているような新タイプのオシャレ古本屋さんも進出中。

「リーズナブルにおもしろい本がたくさん買える!」

「ここに来れば見つからない本はない!」

そんな「知識の宝庫」に、台北中から活字をこよなく愛する文青たちが集まってくるのです。

2. 台北一の「カフェ激戦区」。

cafe

あまり知られていないかもしれませんが、実は世界を代表する「コーヒーの街」に選ばれたこともある台北。

 

台北の街を歩いていると、スターバックスなどお馴染みのコーヒーチェーンはもちろん、

テイクアウト専門のコーヒースタンド

さらにはお馴染みのコンビニからもコーヒーの香ばしい香りが漂ってきます。

 

chelsea

コーヒー好きの増加にともなって台北の街では今、おしゃれなカフェが雨後の筍のごとく爆増中!

特に、大学や本屋さんの密集する公館エリアは、カフェがずらりと立ち並ぶ「カフェ通り」も現れるほどの超激戦区となっています。

 

そんなおしゃれカフェをお目当てに、公館エリアを訪れるゲイも急増!

平日の夜や休日には、コーヒー片手にゆっくりと読書やおしゃべりを楽しむのが「文青式ライフスタイル」として浸透しつつあるのです。

3. 超有名店も軒を連ねる「美食の街」。

公館の魅力は、それだけじゃありません!

restaurant

夜になると、小さめながら夜市も出るこのエリアには観光客の知らない「隠れた美食の名店」が満載なのです!

tapioca

日本でも人気の台湾を代表するドリンクと言えば、タピオカミルク!

台北では知らない人はいないと言われるほどのタピオカミルクの超人気店「陳三鼎」はココ、公館にあります。

 

黒糖の風味が香るタピオカ濃厚ミルクとシェイクしていただく「青蛙撞奶」はこのお店の一番人気!

昼夜を問わず常に行列ができる有名店の味わいを、ぜひご賞味あれ!

 

陳三鼎黑糖青蛙撞奶
Address : 台北市大安區羅斯福路三段316巷8弄口
TEL : 02-2367-7781

 

burger

陳三鼎の向かいにある「藍家割包」も公館を代表する超有名店。

日本の中華街に行くと「台湾バーガー」とか「角煮まん」という名前で売られているあのグルメ、台湾では「割包」と呼ばれています。

 

こちらのお店では、赤身と脂身の比率によってメニューが分かれているので、お好みに合わせてオーダー可能!

真っ白ふわふわの生地トロトロの豚角煮は相性バツグン!一度食べるとやみつきになる、公館の超名物グルメです。

 

noodle

豚のホルモンがたっぷり入った台湾式そうめん「大腸麵線」も絶品!こちらもオーダーをお忘れなく!

 

藍家割包
Address : 台北市大安區羅斯福路三段316巷8弄3號
TEL : 02-2368-2060

 

ice

そして、デザートは「台一牛奶大王」のかき氷で締めましょう!

 

40年近く前に台湾大学に通っていた会社の上司が「あそこのかき氷が一番うまい!」と唸るほどの、まさに老舗中の老舗。

かき氷と一口に言えど、メニューは軽く30種類以上!どれにしようか思わず考え込んでしまう豊富さです。

 

ボリューム満点のかき氷の上に、小豆や白玉などのトッピングがたっぷり!

とても1人では食べきれないので、ぜひ2人以上でオーダーしてくださいね。

 

台一牛奶大王
Address : 台北市大安區新生南路三段82號
TEL : 02-2363-4341

ゆったりと休暇を楽しむには最適!文化系ゲイの御用達エリアです!

gong guan 2

今日は「文化系ゲイの聖地」台北・公館をご紹介しました!

公館エリアのお店は、本屋さんもカフェも大体正午ごろからのオープンですので、お昼ごはんついでに向かうのがちょうど良い頃合いでしょう。

本屋さんで掘り出し物を見つけたら、

カフェに座ってまったり読書、

夜には台北を代表する名店グルメを堪能。

時に文化系ゲイを観察しつつ(?)、時間を気にせずゆっくりと1日を楽しむにはピッタリのエリアです!

名所巡りに疲れたら、公館でちょっぴり「旅の休憩」はいかがでしょう?

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ABOUTこの記事をかいた人

1987年香川県生まれ。旅で訪れた台湾に恋して、2012年に来台。2013年には念願の海外社会人デビューを果たし、現在台北にて広告関連のデザイナーとして奔走中。台湾でのLGBTな日々をつづるブログ『にじいろ台湾』を書いています。