LGBTが知っておくべきお金のこと!第八回 (全9回)

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皆さん、お久しぶりです。
FPのあきひろです!!

ここ最近は、仕事が忙しくて記事を書く事ができませんでした。。。また、定期的に更新を行っていきますので、今後ともよろしくお願いいたします!!

「一生に必要なお金」はいくらぐらい?

さて、第八回目のテーマは「ライフプラン 一生に必要なお金はいくらくらい?」です。

普段の生活費がどのくらい掛かっているか、把握していますか?
今回は例として、毎月手取り20万円の給与の方をモデルとして話をしていきます。支出の内訳は以下の通りです。financial-planning-for-lgbts-vol-8_1
高校を卒業し18歳から都内で一人暮らしを始めたとします。
男性の平均寿命は約80歳です。
女性の平均寿命は約86歳です。
※(厚生労働省「簡易生命表」を参照)

そうすると18歳から一人で生活をした際に、男性の場合、平均寿命まで残り62年間、女性の場合は68年間あります。

そうすると単純計算で、
男性の場合は平均寿命まで1億4,880万円が、
(20万円×12か月×62年=14,880万円)
女性の場合は、1億6,320万円が必要となります。
(20万円×12か月×68年=16, 320万円)

また、生きていく上では、沢山のライフイベントがあるかと思いますが、中でも「三大イベント」とよばれるものがあります。
それは「教育資金」「住宅資金」「老後資金」です。

「ライフイベント」にはどのぐらいお金がかかる?

上記では、一生にかかる生活費について、ざっと書きましたが、この部分は「老後資金」も含まれてのお話となります。
その他にも「教育資金」と「住宅資金」が残っています。
では、三大イベントの内訳がどうなっているか見てみましょう。

「教育資金」の3パターン

まず教育資金について、3パターンにわけてみてみましょう。
※全て幼稚園〜大学まで

オール国公立の場合:約1,000万円
大学のみ私立の場合:約1,200万円
オール私立の場合:約2,300万円
(平成21年度文部科学白書より)
教育資金だけでも1,000万円程はかかるという事です。

「住宅資金」はどのぐらい?

続いて「住宅資金」についてですが、これも上記の生活費の中に「家賃」として含まれております。
もしマンションなり戸建てを購入した場合は全国平均で3,500万円、都内では約5,200万円かかります。
(平成24年度フラット35利用者調査報告書より)

・一生にかかる生活費の男性の場合の1億4,880万円
・教育費:1,000万円
・住宅購入:5,200万円

この上記の合計額は2億1,080万円になります。

そうすると一生にかかるお金というのは、簡単に計算してみただけでも、2億円ほどかかる可能性が十分あるということですね。
上記の金額はあくまでもざっと計算した場合の話なので、これ以外に「医療費」や「結婚式」などのライフイベントでお金のかかることがありますし、逆にパートナーと一緒に生活することで節約できる部分もあります。
皆さんそれぞれのライフスタイルによって多様ですが、一つ言える事は、生きていくのは大変という事ですね。笑

今回は「一般的なデータをもとに単純計算した例」を取りあげただけですが、生きていくには最低限のお金が必要なことを知って頂けたら嬉しいです。
皆さんもこれを機会に普段の生活費やこれから必要になるお金を計画的かつ、上手に使っていく方法を考えてみませんか?

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