息子に“アナ”のコスチュームでディズニーランドへ
英国の人気歌手アデル(Adele)が、息子に映画「アナと雪の女王」の“アナ”のコスチュームを着せてディズニーランドへ行ったことが話題となっている。彼女の子育て法はインクルーシブで素晴らしいとして、以前から注目を集めていた。
アデルの子育て論
アデルは2012年に息子アンジェロ君を出産してから、彼女の個性を認め、伸ばしていくインクルーシブな子育て方法について発信し、注目を浴びている。昨年12月には、TIME誌のインタビューで以下のようなことを述べていた。
「彼の親友になる人はどんな人なのか、彼のガールフレンドやボーイフレンドはどんな人なのか、彼はどんな映画が好きなのか、そんなことを知るのが、私は待ちきれません。」
「私の子どもがやりたい、なりたいと思うことは、例えそれが何であったとしても、私は彼の応援をしていくつもりです。」
息子にアナのコスチューム
Pink Newsによると、アデルは今月、家族でカリフォルニア州のディズニーランドへと出かけたようである。SNSのユーザーたちが、アデルと彼女のパートナーのサイモン・コネッキー(Simon Konecki)が3歳のアンジェロ君をベビーカーにのせ歩いていた様子を目撃していた。そのときのアンジェロ君は、「アナと雪の女王」のアナのドレスを着ていたという。
このように、子どもたちが着たいと思う服を着せているという方針の有名人はアデルだけではない。ウィル・スミスの息子ジェイデン・スミスも“女性向け”の服を好んで着用しているという。
「息子のおかげで自分のことを大好きになれました」
アデルがアンジェロ君にアナのコスチュームを着せたことに対し、「息子がゲイになってしまう」と批判をする人もいた。しかし、アデルは以前、インタビューで以下のように話していた。
「彼(息子)は私をとても誇らしい気分にしてくれます。彼のおかげで自分のことを大好きになれました。」
「私はいつも、自分のことを好きでいられています。嫌いになったことはありません。不安や悩みはないのです。」
「でも、私は自分のお腹に彼がいたことで、自分にとても誇りが持てるようになりました。おなかの中で彼を育て、そして私の中から彼は出てきたのです!この人間はいきなり歩き出すようになって、自分のことをやり出しているのです。」
画像出典:Disney Store、DFree / Shutterstock.com、Pink News