Facebookが育児休暇の方針を見直しへ
Facebookは育児休暇についての規定を見直し、同性カップルを含めた家族をもつ世界中の社員に対して、母親だけでなく父親も育児休暇を取れるように、対象を拡大することを発表した。
育児休暇規定の見直しとコメント
Facebookは住んでいる場所にかかわらず、世界中すべての社員に対して、育児休暇中に4ヶ月分の給料を支払うという。
これについて、Facebookの人事部長ロリ・マトロフ・ゴラー(Lori Matloff Goler)氏は、Facebook内の投稿で以下のように説明している。
「本日、私はジェンダーや住んでいる場所にかかわらず、フルタイムで働いているすべての新しい両親に対して、4ヶ月の有給育児休暇の適用するという、育児休暇の方針の拡大を発表できることを、とても誇らしく感じています。
このように福利厚生が拡大されたことで、何よりもまず、米国外にいる父親たちや同性のパートナーを持つ人たちに対して、新たな影響を与えます。現在導入されている世界中すべての社員が利用できる母親の育児休暇制度を変更するわけではありません。
私たちの父親の育児休暇の方針を再検討したところ、社員やその家族にとって、この変更は良いことだと考えられたため、この変更を加えるという決断に至りました。」
2016年の1月から、新しい育児休暇制度は開始され、生後1年以内であれば養子のいる人でも制度の利用は可能だという。
CEOザッカーバーグ氏も育児休暇
先週、FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)氏は、自身の子どもが生まれるにあたって、2ヶ月の育児休暇をとることを発表していた。彼は、このことについて
「プリシア(妻)と僕は生まれてくる娘のための準備を始めることにした。…これはとても個人的な決断だけど、僕は娘が生まれた時に2ヶ月間の育児休暇をとることをに決めたよ。
働いている両親が赤ちゃんと一緒に時間を過ごすことで、子どもにとっても家族にとってもよりよい結果が得られるということは研究によって証明されている。」
と自身のFacebookページの中でコメントしていた。
画像出典:The Telegraph