ゲイに人気のニック・ジョナス「ゲイのファンを大切にするストレートのアーティストがもっと増えるべき」

Nick Jonas

「僕は自分のことをゲイ・アイコンだとは思ってない」

米国のポップ・ロックバンド、ジョナス・ブラザーズの三男として知られる歌手で俳優のニック・ジョナス。活動休止後、現在はソロ活動を続け、多くのゲイのファンがいることでも有名だ。しかし、今回彼は「僕は自分のことをゲイ・アイコンだとは思っていない」と述べた。一体彼は、どのような意図でこの発言をしたのだろうか。

ゲイに絶大な人気を誇るニック・ジョナス

ニック・ジョナスは、マイリー・サイラスやセレーナ・ゴメスなど数々の女性有名人との熱愛が報じられているにも関わらず、多くのゲイのファンからの支持を集めている。最近では自分の音楽を宣伝するために、定期的にゲイクラブにも足を運び、ライブ活動なども行っているという。そうしているうちに、一部の人間からはゲイ・アイコンとみなされることもあるようだ。

しかし、ニックはゲイのファンに支えられていることを誇りに思いながらも、自分自身のことをゲイ・アイコンではないと考えているという。

「とても名誉なことだと思うけれど、僕は自分自身のことをゲイ・アイコンだとは思ってない。」

彼はそうL’Uomo Vogueで語っている。また、セクシャリティは関係なく、すべてのファンは平等であると思っているという。

彼はさらに、もっと多くのストレートの歌手や俳優がゲイのファンを大切にするべきだと考えている。

ゲイのファンを持つことに抵抗感を抱かないアーティストがもっと増えるべきなんだよ

それは俳優として成長していくためにも大切なことだと僕は思っているよ。」

「ゲイの役を演じることを誇らしく感じる」

ニックはまた、歌手としてだけではなく俳優としても活躍しており、これまでもゲイの役を演じた経験がある。人気ドラマKingdomでは、セクシャリティに悩むプロボクサー、ネイト・キュリナを演じている。彼はさらにゲイの役を演じていくことに意欲を見せているという。

「僕はゲイの役を演じることをとても誇らしく感じているし、これからも続けていければいいと思っている。」

Nick Jonas

「ゲイのファンを大切にするストレートのアーティストが増えるべき」

先月、ニックは自身のセクシャリティについて尋ねられる場面があったが、ほかの男性と関係を持ったことはあるかどうかを質問されたが、「そうであるとも、そうでないとも言えないね。」と、明確な回答は避けた。

彼はまた、幼いころに「同性愛も含めて全て愛なのだ、全て同じなのだ」と教えられてから、ゲイの人たちを快く受け入れられるようになったと今年初めに発言していた。

画像出典:Tinseltown / Shutterstock.com

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