同性愛嫌いの生徒の母親に返した先生の反応
演劇の先生をしていたゲイの男性に対して、ある生徒の母親が彼が同性愛者であることを知ると、これ以上自分の子どもにはレッスンを受けさせないと言いだした。その母親に対して、この先生は素晴らしい返事を送ったという。
生徒の母親からの連絡
26歳のマイケル・ネリ(Michael Neri)さんは、イングランド中西部に位置するキッダーミンスターという町で子どもたちに演劇を教えていた。彼は何十人もの生徒を教えていたが、ある日1人の生徒の母親が彼がゲイであるということを知ると、彼の「ライフスタイル」を非難し、前払いしたレッスン代を返金するよう要求してきたという。
その母親からのメッセージには以下のように書かれていた。
「今週のお話を聞いてから、〇〇(子どもの名前)と〇〇(子どもの名前)を月曜日のレッスンに出席させないと決めました。あなたは芸術において素晴らしいと評判だったので、私は子どもたちをあなたのレッスンに参加させました。
私は最近、あなたのライフスタイルについてお聞きしました。私はクリスチャンとして、私の子どもたちに慣習から外れた考えの影響を受けさせるわけにはいきません。私は男性は女性と結婚すべきだと信じています。小切手であなたが(レッスンの)前払金を私に返してくれるのを待っています。」
マイケルさんの返信
彼がゲイであるからという理由だけで、子どもにレッスンをやめさせ、さらに返金まで要求されたマイケルさんは、このように返信した。
「私がこの話を聞いてがっかりしたといえば嘘になるでしょう。僕は、僕の生徒たちがほかの人に対して尊敬や愛情を抱いていること、そして平等への思いに誇りを持っています。僕たちの家族を差別しているのはあなただけでしょう。
僕が把握している範囲では、僕のセクシャリティが教える能力に影響を与えているということはありません。それは例えばあなたの子どもの1人が具合が悪くて治療してもらう時に、その医師の能力にセクシャリティが関係ないのと同じです。緊急の治療が必要なとき、まず一番にくるのは子どもの健康でしょう?それともあなたは、彼らの命を救う治療をする前に医師のライフスタイルをチェックする必要があるのですか?
僕は、あなたの希望に沿うふさわしい演劇教室を見つけられることを祈っています。ただ、僕の経験から言わせてもらうと、ゲイのいない演劇はスパイスのない料理みたいなものですよ。
残念ながら、前払金は返金できません。でも心配しないでください、あなたのお金はLGBTのチャリティー団体Stonewallに寄付してありますから。」
また彼は今回のできごとについて、以下のようにMetroに話している。
「僕は、誰も困らせたくないと思っています。でも自分自身や僕の団体を守る必要があったのです。だから僕は礼儀正しく返信をしようと思いました。…もしあの母親の気が変わったら、彼女の子どもたちがここでレッスンに参加するのを喜んで歓迎します。僕は絶対に、彼らの母親の考え方で彼らを責めたりはしません。」
画像出典:Pink News