差別主義なのに支持率急上昇!ドナルド・トランプとは

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保守派の大富豪

ドナルド・トランプをご存知だろうか。アメリカ合衆国の実業家であり、作家である。 約5,000億円以上の資産を持つ大富豪であり、アメリカでは不動産王として知られている。最も有名なのがニューヨークのマンハッタンにある彼の所有する「トランプタワー」で、セレブが居住する高級タワーとして知られている。ニューヨーク州クイーンズ区出身で、父親の会社である「トランプ・アンド・サン」に入社、不動産ブームにより一躍大富豪となる。一時期はアメリカの保守党と民主党、両党への多額の寄付を行っていたことでも知られている。

Trump Tower

トランプタワー. TRUMPと大きく書いてあるのが分かる

アメリカ合衆国大統領選挙に保守派として出馬

2015年6月には、2016年アメリカ合衆国大統領選挙に出馬することを表明。主にキリスト教に強い信仰を持つ保守派の人々からの支持を集めているが、さらに支持を集めるためか、差別主義的な暴言を連発している。

出馬表明演説にて「メキシコ人は麻薬や犯罪を持ち込む婦女暴行犯たちだ」と発言し、NBCニュースとユニビジョンが反発してトランプが共同事業者として参加している「ミスユニバース」と「ミスUSA」の放送を打ち切り、メイシーズも関係を打ち切った。全米プロゴルフ協会はトランプの所有するゴルフ場での大会の開催を白紙化した。

同性婚に反対姿勢

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アメリカのテレビショーに出演した際に、彼は「同性婚に反対であることを子どもに質問されたら、どう答えますか?」という質問をされたが、トランプはこの質問を無視。他の所では「好きじゃないな」などと言っていた。

しかし、ブルームバーグのインタビューを受けた際に、「もし自分の子どもや孫がゲイ、レズビアン、もしくはバイセクシュアルだったら、あなたの同性婚反対についてどう子どもに説明しますか?」という質問に対し、「まぁ、それはそれだ。子どもや孫がセクシュアルマイノリティ当事者ならまだしも、まず同性婚について彼らと話そうとは思わないが、それでも私は幸せだし、大切にするよ。」と返答した。

さらに彼は「私はゲイの結婚式にも言ったことがある。私は聖書の観点から同性婚に反対だし、毎週日曜日に行く教会で教わることから、私は同性婚に反対している。」と続けた。トランプはゲイフレンドリーなスポットに旅行に行ったり、ゲイの友人もいるというのに、同性婚に未だに反対しているのだ。

トランプの政策:移民の排斥

アメリカには、メキシコからアメリカに違法に入国するメキシコ人たちがいる。彼は、アメリカにいる1,100万人の違法滞在者をアメリカから締め出し、アメリカとメキシコの間に壁を作るという政策を掲げている。これに関しては彼は「メキシコはアメリカに犯罪者を送りつけている」などと言及。移民排斥政策を掲げ、主に保守派からの支持を集めているが、オバマ政権に幻滅した民主党派の人々も最近ではトランプ派になっているという。

アメリカは

アメリカでは全米で同性婚で認められ、セクシュアリティを理由とした従業員の解雇が禁止させられているが、トランプが次の大統領になった場合、アメリカのLGBTの人権問題はまた雲行きが怪しくなりそうだ。2016年の大統領選挙に目が離せない。

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画像出典:
EAVESDROP> SIGN OF THE TIMES: REFLECTING ON CHICAGO SUMMER-LONG TRUMP TOWER SAGA

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