【追悼】名優ロビン・ウィリアムズの死去から1年…彼が演じた至極のゲイ役たち

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世界中から愛されたロビン・ウィリアムズの死から1年

あのロビン・ウィリアムズ自宅で自殺したというニュースが世間を騒がせたのは去年の8/11。映画に詳しくない人でも「あぁあの俳優さんね!」となるほど、幅広いジャンルで活躍していました。ディズニー映画「アラジン」の魔法のランプの精ジーニーや「グッドウィルハンティング」では悩める若き青年を導く大学教授、「アンドリューNDR114」ではなんと人間になるために一生を捧げたアンドロイドなど、彼が演じることができない役はないのではないかと思うほど。今日はそんな唯一無二の俳優がゲイ役をすばらしく演じあげた作品を二つ紹介します。

息子が結婚!?ゲイバー経営一家に訪れた危機!『バードケージ』(原題: The Birdcage

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1996年に公開された映画で、元はフランスのミュージカル「ラ・カージュ・オ・フォール」。
フロリダでゲイバーを経営するアーマンド(ロビン・ウィリアムズ)とパートナーのアルバート。20年前にできた一人息子ヴァルの結婚の報告に驚き喜びますが・・・なんと相手のご両親はかなり保守的な政治家一家!ゲイカップル家族なんて受け入れられないに決まってる!アーマンドたちは「普通」の家族になるように試行錯誤するのですが・・・ロビン・ウィリアムズのみならず、パートナーのアルバートの痛快ゲイっぷりに爆笑必須間違いなし。
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今からおよそ10年も前にゲイカップルの家族が主役の映画が出ていたんですね。コメディのためステレオタイプが少し強い部分もありますが、心温まる映画です。

60歳を過ぎて本当の自分になることを決めた。「シークレットロード」(原題:Boulevard)

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惜しくもロビン・ウィリアムズ最期の作品となってしまった映画です。

“Nothing turned out the way I thought, I guess, and suddenly, I’m 60 years old,”
(何も思うようにならなかったんだ、そして突然60歳になっていた。)

<ロビン・ウィリアムズ演じる平凡な男ノーランが呟いた印象的なセリフです。
25年以上同じ職場に勤め、連れ沿った妻ジョイと同じような日々を送る毎日が、彼がふと知らない道をドライブしている途中、見知らぬ青年と出会うことで変わっていく。現実の中で本当の自分を見出していくゲイの男性をロビン・ウィリアムズが繊細に演じきっています。
彼自身同年代だったこともあり、ノーランにどこか自分を投影しながら演じていたのかもしれません。


恋人とも友達とも楽しめる映画なので、ぜひ見てみてはいかがでしょうか。

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