“破局ニュースがあると女たちが動きだす” | 本当にあったLの怖い話

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ちょっと特殊な恋愛事情のビアン界

出会ってから付き合うまでに至る期間、別れから新しい出会いまで。ちょっと特殊なレズビアンの恋愛事情を、筆者の経験も交えお話しさせて頂きます。

1. ビアンの行動力はストレートを遥かに凌駕する

ドラマを見ていると、ストレートの人たちの恋愛ってねちっこい!お互いにイイ雰囲気であることは分かり合ってるはずなのに、小者みたいなライバル登場のせいで、些細なすれ違いなんかがあったりして、なかなかくっつかない…!イライラしてしまいます。

図書館かコンビニで、気になる人に偶然出会うのを待ち続けるのがストレート。レズビアンは、とにかく行動が早いです。SNSや友達のネットワークを駆使してなんとか相手に近づくか、あるいはバーやイベントで声をかけ、アプローチします。

がっついていると思われたらそれまでですが。如何せん、わたしたちには時間とチャンスがないのです。偶然の出会いなんて待っていたら、いい子はすぐに売れてしまいます。みんなが狙っていて、常に「予約待ち」の状態なのです。

2. 3回目のデートまでに。スピーディーに決着をつける

気になる相手にアプローチするタイミングは人それぞれですが、1つだけ明確なことがあります。それは、「2人きりで食事や遊びに誘う」ということは、「わたしはあなたに気があります」ということです。(ビアン界の常識です)

1回目のデートでいかに自分がいい人間であるかを相手に知ってもらい、2回目に持ち越すネタを作ります。ネタは何でもOKです。共通の好きな食べ物や、行ってみたい場所。たとえば、「映画が好き」という会話から「今話題の映画」で盛り上がり、「一緒に観に行こう」と次回の約束も取り付けるわけです。2回目のデートの最後、遅くても3回目のデートで気持ちを伝えます。この間1~2か月。モテる子は他の子との約束があるかもしれません。短期決戦でいきたいところです。

といった感じで、知り合ってから友達としての期間が短いのがビアンの特徴です。お付き合い前提の友達関係ですね。

3. 破局があると”予約待ち”の女たちが動きだす

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何もしていないような顔して、本当はもう連絡済ませてる

良くも悪くも、「誰かと誰かが別れた」というニュースは、瞬く間に広がってしまうのが狭い狭いレズビアンワールド。この破局ニュースを今か今かと心待ちにしていたのが、先ほどの予約待ちの彼女たち。すぐに連絡をとっていることでしょう、「最近、どうしてる?ご飯でも行かない?」とかね。

ただ、友達期間が長ければ長いほど、それはお互いをよく知っているということです。相手の良い部分はもちろん、悪い部分も見てきています。見てきた上で、それを受け入れることができます。アツアツカップル(死語)とは違う、長く友達をやってからカップルになったレズビアンカップルは絆が強い傾向があるように思います。また、幸せになれないレズビアンは、相手に合わせすぎてしまう傾向があるように思います。

参考:実際のレズビアンカップルにインタビュー

レズビアンカップルのリョウコさんとユカさんにインタビュー。お二人はなんと、仕事場で出会ったそうです。

「仕事のやり方とか、話の進め方で相手の性格が分かる。デートするより手っ取り早い」と話すのはビアンのリョウコさん(仮名)。

仕事中の方が本性が出るから、デートよりも相手のことが知ることができる―!なるほど!!ところで職場に女子がいない筆者はどうしたらいいんだろー!!

一方、パートナーのユカさん(仮名)は「同じ企画に携わってプランを練っていく中で、意見を絶対に曲げない頑固な彼女のことが苦手だった。慎重派な自分とは何度もぶつかったけど、企画が大成功してから『ああ、自信があったからなのか』と気付いた」と話してくれました。

「いつ、どのタイミングで」とかではなく「どちらからともなく」「そういう関係になって」付き合うことになったそうです。

「第一印象は最悪だった。ましてや付き合うとは思わなかった」と声を揃えて話してくれたお二人。

(お二人は、現在交際7年目の素敵なカップルです。こういうように、幸せなレズビアンカップルもいるのです。)

結局ビアンもストレートも変わらない

いかがでしたでしょうか?結局、レズビアンも恋愛がいつ始まるかは誰にも分からないし、かわいい子が人気であるとか、付き合うきっかけだとか、恋愛においてはビアンもストレートとあまり変わらないんですよね。フェムリバが人気、とかはありますが。ああ、私が予約待ちしてるあの子から早くニュース…いや、なんでもありません。

画像出典:http://woman.mynavi.jp/article/150604-40/

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1 個のコメント

  • LGBTのTである私から見れば、今読んだビアンの世界は不思議がいっぱいで、記事のような目線は思いもしませんでした。いい勉強になりました。

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