同性パートナーも受取人にできる。知っておきたい保険会社

いざという時、パートナーにお金を遺すために

自分にもしものことがあったとき、パートナーにお金を遺してあげたい――その思いは、相手が異性でも同性でも変わりません。

近年では、死亡時の保険金受取人を同性パートナーに指定できる保険も増えてきました。以前は「婚姻関係に準じた共同生活をしているかどうか?」などの個別審査があった会社も、各自治体が発行するパートナーシップ証明書等を用いれば、手続きがスムーズになることも。

また、会社によって「加入審査が簡単」「保険金が手頃」など様々な特徴があります。今回はメリットごとに、3つの保険会社をご紹介します。

ライフネット生命 住民票提出で加入OK

http://www.lifenet-seimei.co.jp/

■特徴
ライフネット生命の特徴は、加入審査が簡単なこと。カップルそれぞれの住民票と、2人の意思を確かめる確認書の3点だけでOKです。各自治体が発行するパートナーシップ証明書は必要ありません。

■サービス一例
・定期死亡保険「かぞくへの保険」
例:保険金額500万円、保険期間・払い込み期間10年の場合の月払保険料は、30歳男性で740円、30歳女性で573円。

アスモ少額短期保険 気軽に加入できる保険金設定

http://www.asmo-ssi.co.jp/

■特徴
リーズナブルな価格設定が魅力のアスモ少額短期保険。オフィシャルサイトには同性カップル向けのページがあり、スタッフは全員LGBT研修を受講しているのだそう。受け入れ体制が整っていることを感じさせます。

■サービス一例
・生命定期保険 いきいきプラン
例:保証金額:100万の場合の月払保険料は、30歳男性で558円、30歳女性で494円。

日本生命保険 保険プランを組み合わせられる

http://www.nissay.co.jp/

■特徴
安心感のある老舗の大手保険会社も、LGBTへの対応を進めています。日本生命保険もそのひとつ。豊富なプランや、対面で相談できるお客様窓口が利用できることがメリットです。

■サービス一例
生命保険「みらいのカタチ」(12種類の保険の組み合わせを選べる)
例:死亡や重い病気等に重点的に備えたプランだと、契約時30歳・払込満了が60歳の場合で、月額保険料は男性18137円、女性20110円

今後の保険業界に期待!

このほか、第一生命保険やオリックス生命保険も同性パートナーの受取人指定が可能です。保険にもいろいろなタイプがあるので、「保険金はそれほど多くなくて良いから、月額の保険料を抑えたい」「必要な内容の保険を組み合わせたプランにしたい」など検討して、自分に合ったものを探してみてはいかがでしょうか。

※本ページの内容は2016年9月9日時点。契約についての詳細は、各保険会社にお問い合わせください。

READ  「ゲイの友達欲しかったの〜★」系のストレート女子たちに対応する方法