「#MarriageEquality」が2015年に使われたハッシュタグ第3位にランクイン!

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#MarriageEqualityが第3位に

2015年に拡散されたツイッターのハッシュタグの中で、「#MarriageEquality(結婚の平等)」が、3番目に多かったという。これは5月、6月にそれぞれアイルランドと米国で同性婚が認められたことがきっかけで一気に広まったと考えられる。

ツイッターのハッシュタグランキング

2015年にツイッターで多く使用されたハッシュタグのランキングが明らかになった。第1位、第2位は順に「#JeSuisCharlie(私はシャルリ)」と「#PrayForParis(パリのために祈ります)」で、どちらもフランスのパリで1月、11月に起きたテロ事件の被害者への追悼や連帯意識を表明するものだった。これらのタグは世界の3億2千万のユーザーが使用したという。

この2つに続いて、「#MarriageEquality(結婚の平等)」のタグが3番目にランクインしたのだ。今年5月にアイルランドで実施された、同性婚を認める憲法改正の賛否を問う国民投票において賛成派が勝ったことや、6月26日に米国の連邦最高裁で全州で同性婚を認める判決が出されたことで、このタグがより多くの人に使われたのだろう。

同性婚関連のタグは他にも

今年1年間で広まったタグのうち、同性婚に関連したもの「#MarriageEquality」だけではない。

アイルランドの国民投票前には、自分の国へ帰って同性婚についての国民投票で賛成票を投じようと呼びかける「#HomeToVote(投票のために帰ろう)」というハッシュタグが流行っていた。

また、米国の連邦最高裁の同性婚の合法判決が出された時には、「#LoveWins(愛は勝つ)」といったタグも世界中で一気に広まった。

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拡散されたLGBT関連のツイート

同性婚の合憲判決が出された6月26日には、オバマ米大統領も

「今日は平等へと進んでいく大きな一歩を踏み出した日だ。ゲイやレズビアンのカップルは今、ほかの人と同じように結婚する権利が与えられた。#LoveWins」

と、#LoveWinsのタグをつけてツイートしていた。このツイートはすぐに世界中でリツイートされ、2015年に拡散されたツイートのランキングの第4位に見事ランクインした。

また、米国の元陸上競技選手で、十種競技の元世界記録保持者であり、1976年のモントリオールオリンピックでは金メダルを獲得したケイトリン・ジェンナー(旧名ブルース・ジェンナー)氏が、トランスジェンダーであることをカミングアウトした6月2日のツイートもまた、トップ10に入っていた。

「長いあいだ悩んだあとに、本当の自分を生きることができて本当に嬉しい。ケイトリンの世界へようこそ。彼女のこと、私自身のことを知ってもらうのが待ちきれないわ。」

 

ツイッターのメディア関係局長のルイス・ウィルトシャー(Lewis Wiltshire)氏は今年1年を振り返り、

「2015年はツイッターにとって驚くべき年であった。世界中の人々が、一緒になって祝い、お互いを支えていた。連帯感を示し、そして笑いあったのだ。」

と話した。

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