花嫁からの前払金を同性愛者の支持団体に寄付
同性愛に反対する花嫁が、ゲイフレンドリーの写真家をクビにした。そこで写真家は花嫁が支払っていた1,500ドルをGLAADという同性愛者やその権利を支持する団体に寄付することにしたという。
ゲイフレンドリーの写真家を解雇した花嫁
フロリダ州のウェディング・フォトグラファーであるクリントン・ブレントウッド・リー(Clinton Brentwood Lee)は、同性カップルの結婚もサポートしていた。まもなく結婚するという花嫁は彼を雇っていたが、彼女は同性婚に反対していたため、そのことが発覚すると彼を解雇した。しかし、この話はここでは終わらなかったのだ。
花嫁からのメッセージ
ブレントウッド・フォトグラフィーのオーナーであるブレントウッドは、1人の客からメッセージをもらった。彼女は彼のウェブサイトを見たところ、同性カップルの結婚式の写真を発見してメッセージを送ってきたのだ。
「こんにちは、ブレントウッドさん。私たちは、結婚式であなたのサービスを使わないことにしたとお伝えしたくてご連絡しました。私の婚約者と私は、男女の伝統的な結婚こそが結婚だと思っており、それ以外の結婚を支持するところに私たちのお金を使いたくはありません。」
そして花嫁は、払い戻し不可になっていた1,500ドルの前払金を返して欲しいと要求してきたという。
写真家の対応
しかし、彼は花嫁の要求通りには対応しなかった。その代わりに以下のように返信している。
「おお、ここでなんと申し上げるべきなのかわかりません。残念なことですが、これは実際のところいいことなのかもしれません。私たちの会社としても、あなたたちと一緒に仕事をしたいとは思いませんから。」
「そして、前払金についてですが、この前払金は払い戻しできません、という文章で始まる、契約時にあなたにサインしていただいた文書を読んでいただけると嬉しいです。でも安心してください、私はこのお金をずっと自分のところに置いておこうなんて思っていませんので。」
その代わり、彼は別のお金の使い道を伝えている。
「私はあなたの1,500ドルをGLAADという、同性愛者を支援しその権利を支持している団体に寄付することに決めました。だからまず、お礼を言わせてください。この素晴らしい目標を支持し、寄付していただきまして、本当にありがとうございます!あなたのお金がなければ、このようなことはできませんでした。」
画像出典:LGBTQ Nation