ゲイパパの性生活はどうなっているの?
アタシだってまだまだ現役!(笑)でもその性の対象は、時とともに変化してるの。
初体験は、女性ではなく、男性
前回の記事でも書いたけど、アタシも10代~20代前半にかけては、ノンケとして生活してきたの。で、ちゃんと彼女もいたのよ?でも、付き合ってても、SEXだけはできなかったの。どうしても、勃起しなくてねー 苦笑。アタシ、相当悩んだわよ?社会人になって、風俗にも行ってみたけど、全然ダメ。ソープ嬢にも、なぐさめられちゃったの。大学生の時の彼女とは、ホテルに行って、何とか勃起したから、いざ挿入しようとしたら、彼女が「痛い!」って言ったのを聞いちゃって、もう萎えちゃったのよー(苦笑)。ウブよねー(苦笑)。そんな感じで、悩んでた青春時代。でも一人暮らしを始めて、雑誌「薔薇族」を見て、今で言う「出会い系」を使って、初めて男性と会うことになったの!その時は、心がワクワクしたわー。初めての人は、30代くらいの、ややぼっちゃりタイプ。アタシの好みではなかったけど、そんな贅沢は言ってられない!彼の車の中で、KISSして、初めてのプレイ。そして、彼の方が、「入れて」と言うので、ゴム付けて、挿入!これがアタシの初体験になりましたー。
初めての女性経験は後にも先にも
一度オトコとやっちゃったら、あとはもう、サルのように、発展場に行きまくったわ。今までSEXできなかった自分がウソのように、オトコとのSEXに溺れましたわ。毎日、毎日、違うオトコとヤリまくって!笑。そんな夜の顔とは裏腹に、かたや友達とは、ノンケの女性と合コンしたりしてたの。可愛くて、心惹かれる女性もいたわ。でも、向こうがその気になっても、「またこの女性とはSEXできないのでは?」という恐怖心があって、最後のところで逃げてばっかり。そんな日々を送ってたアタシだけど、ホントに心惹かれた女性がいたの。今のカミさん。優しくて、オッパイが大きくて、一緒にいて安心するタイプ。そしてある日、アタシの部屋で、意を決して彼女にKISSしたの!そしたら!アタシの息子が勃起してるのよ!!これには驚いたわー。つまり、アタシ、オトコとは誰とでもSEXできるのに、女性とは「愛」のないSEXはできなかった、ってわけ。そして見事、彼女と一体となり、女性とのSEXの素晴らしさを知ったの。それもすべて、彼女が愛おしかったし、抱いてて、とっても心地よかったのよー。生々しいけど、女性器の中に挿入すると、とっても気持ちいいのよ!オトコのアナルとは大違い!ってことで、アタシは、後にも先にも、女性とのSEXは、カミさんだけなんですー。
カミさんの妊娠
結婚して、しばらくの間は、毎日、カミさんとSEXしてたわ。これもサルのように(笑)。だって、女性とのSEXの素晴らしさを知ってしまったし、カミさんのことを愛してたから、当然よね?でもSEXしてても、なかなか妊娠って、しないものなのね 笑。ちゃんと女性の排卵日に合わせてSEXしないとダメ。結婚して4年間、子宝に恵まれなかったけど、カミさんが、基礎体温を測り始めて、計画的にSEXしだしたら、あっという間に、妊娠!あら、こんなに簡単だったのね?笑。そして、第一子の女の子が誕生。嬉しかったと同時に、ほっとしたわー。だって、親に孫の顔を見せられたんですものー。その後も、第二子を望んで、計画的なSEXをして、見事、第二子も妊娠したんだけど、残念ながら、流産しちゃったの。アタシ、これが結構ショックで、「もう子供を作りたくない」って思っちゃったの。その後、水子供養にも行ったわ。多分、アタシの予想では、流れちゃった子は、男の子だったと思うの。これは勘ね。それ以降、カミさんとのSEXを避けるようになったの。
彼氏ができた!
そんな中、アタシは、またオトコとのSEXにのめりこんで行ったの。また発展場に通う日々。で、ある日、発展場でSEXした相手と、何か波長が合い、発展場を出た後、飲みに行ったの。こんなことは、初めての経験。普通は、SEXしたら、終わりなのにね。そしたら、彼は、地方のジムイントラで、仕事で東京に来てたの。で、その日に帰らないといけない、と言うことで、軽く飲んだ後、彼を見送りに、新幹線の駅へ。別れ間際、「また会ってくれる?」と彼が言ったの。アタシもその時は、軽い気持ちで、「うん」と答えちゃったのよねー。その後、彼とのメールのやりとりが始まり、実質的な遠距離恋愛に突入。彼が上京することもあったし、アタシが地方へ「仕事」という名目で行ったり。逢ってる時は、とても楽しくて、良かったんだけど、どうしても「既婚で子持ち」ってことを言えなかったの。
彼との別れ、そして友達に
逢えば逢うほど、彼に本当のことを言わないと、いけない!と思い、ある日、電話をかけたの。そしてすべてを打ち明けたわ。彼は、ちょっとショックを受けてたみたいだけど、「それでも好き」って言ってくれたの。でもそう言ってもらえばもらうほど、後ろめたくて、アタシから「別れよう」と切り出しました。そうすることがお互いのためになると思って。そしたら、彼が、「わかった。じゃあお付き合いは終わりにするけど、友達でいてくれない?」って。こんな都合のいい話はないと思ったけど、アタシもスッパリと彼のことを切れなくて、それを了承したわ。でも結果的にそれで良かった、と後になって思ったの。自分が既婚ゲイで、オトコ遊びも自由にままならないことを、憐れんでくれて、お転婆旅行とかに誘ってくれたのよー。今では、ホントにアタシの素の姿を理解してくれる、ステキな友達です。
そして今は…
その後、いろいろあって、今、お付き合いしてる人がいます!キャっ!その話は、また別の機会に!
つづく
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