ゲイアプリで刺殺事件
The Colorado Spring Gazette というメディアサイトによると、アメリカにてゲイアプリ(GPS機能を利用して周囲のゲイを探すアプリ)のGrindrを通じて出会った男性同士で殺人事件があったのだという。
23歳のゲイが、30歳のゲイを殺害
23歳のフェルナンド・ロザレス容疑者は、30歳のショーン・クレッシェンティーニと、ある金曜日の夜にゲイアプリのGrindr を通じて出会い、土曜日の朝に刺殺したのだという。ロザレス容疑者は第二級殺人(殺意のない殺人、第一級殺人より刑が軽い)の容疑で逮捕された。
正当防衛の可能性
ロザレス容疑者によると、被害者のクレッシェンティーニとは1ヶ月以上前からGrindr(グラインダー, ゲイアプリ)上で知り合っていたが、直接会ったことはなかったのだという。ある金曜日の夜にロザレス容疑者がクレッシェンティーニに、自宅に来ないかとメッセージをした。クレッシェンティーニはロザレスの自宅に到着し、「 (ロザレスを)バカにするようなことを言いながら」、セックスをし始めた。終了後、ロザレスが服を着始めると突然クレッシェンティーニがロゼレスに襲いかかり、脅迫してきたのだという。
ロザレスはiphone のSiri に呼びかけて警察を呼ぼうとした(iphone は充電状態にしておけば、”Hey Siri”と呼びかけるといつでもSiriが自動起動する)が、Siriがうまく動かなかったのだという。ロザレスがクレッシェンティーニに「お前の運転免許証を警察に渡す」と言った時、クレッシェンティーニはロザレスの顔に2回パンチしてきたのだという。ロザレスはキッチンに逃げ、ナイフをとった。ナイフを持った所を見れば相手が逃げ出すだろうと思ったのだが、ニコニコしていて、しかも逃げようとしなかったのを見て、ロザレスはクレッシェンティーニを刺したのだという。ロザレスは第二級殺人として8月26日に裁判にかけられる予定だ。
ゲイアプリにはウィルス感染を撒き散らすロボットが存在していることや、実際に日本でもゲイに金をとられる事件が発生しているなど、ゲイアプリの使用にはますます注意していかなければならない。
画像出典:There’s Something about Grindr…