理想の彼を育てましょう。僕が実践した3つの彼氏育成ステップ

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最初から理想通り…なんてありえない!

自分の理想通りの人と出会うのはとても難しいことです。それは限りなく不可能に近いことかも知れません。いつまでも自分の理想を夢見て出会いを待っているよりも、自分のことを好きになってくれる人を見つけて、その相手を自分好みに変えてしまう方が現実的なのかもしれません。実際、僕も今のパートナーをそうして変えてきました。もちろん、初めから惹かれるものがなかったわけではありません。好きなところもいっぱいありましたが、直して欲しいところもたくさんありました。

例えば、洋服のセンス。僕のパートナーはコンピューターオタクです。出会った当初は秋葉原にいそうなチョックのシャツを着て、体も細くて、ちょっと頼りなさそうな外見でした。でも、とても優しくて、真面目で、勤勉で、嘘をつかないし、とても信頼できる人でした。頭もよくて、なんでも知っていて、尊敬できる人でもありました。きっと仕事もできるんだろうと思っていました。内面は好きだけど、外見は頼りなく見えた。でも、外見はどうにでもなる。そう思って付き合い始めたのです。そこで、僕が実践したオタクな彼氏を自分好みに育てる3つのステップをご紹介したいと思います。

1. 相手のプライドを大切にする

僕自身も含め、人はプライドの生き物なのです。プライドを守りながら生きている。なので、そのプライドを傷つけることを言ったり、やったりしては絶対にいけません。プライドが傷ついてしまえが、彼は自分を守ろうと防御本能が働き、あなたとの間に壁を作ってしまうかもしれません。その点に常に気をつけながら彼を育てなくてはなりません。たとえば、彼の洋服のセンスを変えたいのであっても、彼の着ている洋服を貶してはいけません。一緒に買い物に行き、少しづつ彼の持っている洋服を自分好みに変えていくのです。そして、自分が好きなものを試着させてはたくさん褒めて、彼をその気にさせるのです。そうすることで、彼は気分が良くなり自分のプライドも傷つかずに気分良く洋服を変えられることができるのです。そして、たまには友人を利用して彼を褒めてもらいます。食事に一緒に行く時などは友達に事前にお願いをして彼の服装を褒めてもらいます。そうすることで彼は他の人からも評価が良いことでその後も買い物に一緒に来て欲しいと言いい出すはずです。そうなれはこっちのもの。どんどん自分の好みの洋服を着せていけば良いのです。

無理強いはせずに、彼が気に入る範囲で徐々に変えていきます。

2. バリバリ働いて活躍できる環境を整備する

人生のパートナーとして共に生きて行く上でとても重要な問題なのが、仕事とお金です。そこで、お勧めしたいオタク気質の彼の良いところ。オタク気質の人は何か一つの事にとても詳しかったり、長けていたりします。そして、仕事がその関係であればしめたもの、あとは自由に好きな事をやらせてあげれば良いのです。好きな事を極めさせてあげれば良いのです。他の事はできなくて良い。ただ、得意な事を伸ばしてくれれば、お金はあとからついてきます。僕がした事はただ仕事に集中できる環境を作ってあげることです。そして、仕事で成功しても、失敗しても褒めてあげる。好きな仕事をして輝いている姿が好きだと常に背中を押して頑張れる環境を作ってあげる。人は大人になっても、いつになっても夢見る少年のような心を持っているものです。それを理解しているパートナーが近くで舵取りをしながらサポートをしてあげれば、彼は好きな事に集中でき、バリバリ働き、仕事に打ち込むことで、お金が入ってくるようになります。

僕のパートナーはコンピューターが好きで、一日中パソコンの前に座っています。仕事もソフトウェアの開発とコンサルティングです。初めは日本の会社に就職をしましたが、その会社の経営がうまくいかなくなり、退社。その後に元同僚と日本で会社を始めました。今ではたくさんの会社から仕事のオファーをもらようになり、仕事にもお金にも困らずに生活できるようになりましたが、そんな彼も僕と出会った頃は28歳にして、働いたこともなく、学校からもらう毎月8万円の奨学金で暮らしていた貧乏な研究生でした。

3. 栄養ある食事を準備する

これには一番苦労しました。出会った頃は食事の好き嫌いも激しく、今まで何を食べて育ってきたのかいつも不思議に思うほど痩せていました。彼の学生時代の友達に話しを聞くと、毎日冷凍ピザしか食べていなかったようです。なので、毎日彼に食事を作りたくさん食べさせました。料理を作る度に味の好みを聞いて、嫌いな味だと言えば、どこがどのように嫌いなのかを聞いて、次は彼が嫌いな味にならないように作るようにしたり、好きだと言えば定番レパートリーに追加してよく作るようにしました。その甲斐もあり、好きな食べ物も増え、今ではがっちりとして、胸板も厚い頼れるガタイに変わりました。

まだ、付き合い始めたばかりの頃に母がよく行く居酒屋に彼と一緒に行った事がありました。そして、その3年後にそのお店に彼と行った時にお店のママが彼を見て、「あら!いい男になったね!」と言ってくれたことがありました。その言葉は僕にとって、本当に嬉しいものでした。彼が女性から見ても魅力のある男性へと変わったことは僕にとってもとても嬉しいことでした。

最も大切なのは「お互いの成長」

僕が人生のパートナーとなる彼と出会ったのが、24歳の時でした。僕もまだその頃は20代で結婚を急いでいなかったのですが、生涯のパートナーとなれる人を探してはいました。なので、ゆっくりと時間をかけて彼とともに成長することができました。それは彼もそうですが、僕自身も彼好みの人間になっているんだと思います。お互いが相手の好きなものや要望を聞いてお互いに変わっていく、お互いに助け合いながら生きて行くことができればカップルとして幸せに暮らせることができると思います。大切なのはお互いが相手に嫌な思いをさせることなく、上手くコミュニケーションをとって相手を変えていけることができる知識があるかということです。

人を動かすのは容易なことではありません。それにはものすごく時間がかかることでもあります。ずっと一緒にいる人間だからできることでもあります。お互いに良い影響を与えあえれば2人の人生はいい方向に進むと僕は思います。

画像出典:THE JAREBI CHRONICLES

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ABOUTこの記事をかいた人

高校、大学の6年間をアメリカで過ごしたあと、2004年5月に日本へ帰国。働き始めると同時期に、今のパートナーと日本で出会い、すぐに同棲生活をスタート。 パートナーの出身国であるドイツでは同性婚(正式名所はパートナーシップ)が可能なことから、将来を考え、ドイツへの移住を決意。同棲から10年が経った2014年12月にドイツにて、パートナーシップを行い、 現在は新しい家族(ラブラドール レトリバーのメス)と共にベルリンで暮らす。