「何があっても、私は息子の味方でいるつもりです。」
英国の人気歌手アデルが、自分の子育てについての考え方について発言した。自分の息子に何があったとしても彼女は息子を愛し、支持するとした上で、自分の息子にいつかボーイフレンドができたら、彼女はとても喜ぶでしょうと述べた。
アデルの子育てについての考え方
これまで数々のヒット曲を生み出してきたアデル。彼女は、自分の息子アンジェロの母親であることを誇りに思っているという。
Time誌のインタビューの中で、アデルは子育てについて語り、息子が成長していく様子を見ているのはとても楽しいことだと発言している。
「彼は私をとても誇らしい気分にしてくれます。彼のおかげで自分のことが大好きになれました。」
また、彼女は息子のセクシャリティに関しては全く気にしないとした上で、息子の将来のことについて、以下のように述べた。
「彼の親友になる人はどんな人なのか、彼のガールフレンドやボーイフレンドはどんな人なのか、彼はどんな映画が好きなのか、そんなことを知るのが、私は待ちきれません。」
「私の子どもがしたい、なりたいと思うことは、それが何であったとしても、私は彼の味方でいるつもりです。」
その他の著名人の発言
しかし、自分の子育てのやり方を明らかにして周囲を驚かせたのは、もちろんアデルだけではない。アカデミー賞に何度もノミネートされている英国の実力派女優ケイト・ウィンスレットもまたその一人だ。
2011年、ケイトは息子のジョーに関して素晴らしい発言をしたと賞賛され、多くのLGBTのファンをひきつけた。
彼女はその時、自分の息子がゲイかストレートのどちらであって欲しいかという質問を投げかけられていた。これに対して、彼女はもしかしたら自分の息子がいつかボーイフレンド、あるいはガールフレンドを連れてくるかもしれないとして、
「私からすれば、特になんの違いもありません。」
と答えたのだ。
また、アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットの子どもであるジョンは、3歳の頃から自分のアイデンティティを模索していたという。2014年には、彼らは家族として、ジョンのジェンダーアイデンティティに関する意思を尊重していく姿勢を表明していた。
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