ヘイトに対抗する愛のパワー #TwoMenKissingが世界に拡散した日

英国の有名ゲイ・ライフスタイル雑誌”Gay Times Magazine”の最新号(2016年7月発行)の表紙は、2016年6月12日に発生した米国オーランドの銃乱射事件の被害者を追悼する目的で、黒人と白人、2人の男性のキス写真で構成することになった。

事件発生直後に、容疑者オマール・マティーンの父親が
「息子は男性同士がキスしているのを見て激怒していた」
と語ったことから“#TwoMenKIssing”というハッシュタグが使われ始めた。

このように”#TwoMenKissing”は当初は、事件の内容を伝えるために使われていたが、直にこのヘイトに対抗する意志表示をするために、男同士のキス写真を添付したツイートが呟かれていくようになった。

 

オーランドの殺人者の父は、彼が2人の男がキスしている現場を見て怒ったと言っている。ならば”#TwoMenKissing”写真で世界を埋め尽くしてやろう。


 

そして、次々と男性同士のキス画像を添えたツィートが、世界中から呟かれていった。

 

ツイッターのタイムラインが”#TwoMenKisshing”の画像で溢れて嬉しい! これを憎む人は、愛の敵に決まってるわ! 

 

自然発生的に拡散していった”#TwoMenKissing”の画像ツイートは6月13日だけでも、とてつもない件数が呟かれ、その後も拡散し続けた。
世界中の当事者から、ヘイトを許さないという強烈でクールな意志表示がTwitterのタイムラインに溢れた日の記録をまとめた。

キスのパワーは人種も国境も超越する!

 

国境を挟んで国同士が対立を続けるヒンズー経のインド(右)とイスラム経のパキスタン(左)だが、当事者同士の愛の力は国同士の対立も軽く乗り越える。

 

老いも若きも世代を超えてキス!キス!キス!

マッチョもレザーも熊さんも、世界中でKissing!

同性婚ウェディング・キスは最強の愛の勝利”#LoveWins”

“#TwoMenKissing”に関する報道

 

人々は、(犯人が男2人のキス怒ったとされる)オーランド銃乱射事件に倣い、”#TwoMenKissing”画像をシェアし続けている。

 

 

人々は、オーランド銃乱射事件の容疑者のホモフォビアに対抗するために、”#TwoMenKissing”画像をシェアし続けている。

 

TOP画像引用元 http://www.cbc.ca/news/canada/british-columbia/two-men-kissing-shadi-petosky-orlando-transgender-twomenkissing-1.3631752

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