ジョニー・デップが激白「僕が演じた役は全員ゲイ」
『シザーハンズ』(1990年)のエドワード・シザーハンズから『チャーリーとチョコレート工場』(2005年)のウィリー・ウォンカまで、数々の映画で一風変わった役を演じてきた、俳優ジョニー・デップ。その彼が、映画制作の重役たちから演じ方について質問された時に驚きの答えを返したという。
ジャック・スパロウの演技
2003年に公開されたディズニー映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のシリーズで、ジョニー・デップは一番の人気キャラクターである、海賊の船長ジャック・スパロウを演じている。しかし、シリーズ1作目の撮影の際に、滑稽なほど風変わりなジャック・スパロウを目にしたスタジオの重役たちは、彼の演技に我慢できなかったのかもしれない。彼は演じ方について重役たちから質問をされた。
これについてジョニーは、自分の馬鹿げた海賊の演技が彼らから「やりすぎだ」との判断を受け、自分はディズニー映画の撮影現場から追い出され、役を下ろされるだろうと思っていたという。
ジョニー・デップの切り返し
実際にディズニー・カンパニーの元最高経営責任者のマイケル・アイズナーは上層部とのミーティングの前にこのような話をしていた。
「まったく、ジョニー・デップは映画を台無しにしようとしている!いったいこれはどういうことなんだ?酒に酔っているのか?それともゲイなのか?」
これらの質問に、ジョニーは以下のように答えた。
「僕が今まで演じてきた役はみんなゲイですが、知らなかったんですか?」
当時を振り返り、ジョニーは「本当に役を下ろされると思っていたけれど、なぜかそうはならなかったよ」と語った。
ジョニー・デップの娘リリー・ローズについて
ジョニーの娘リリー・ローズは今年8月に、自分のセクシャリティを特定したくないとカミングアウトし、LGBT当事者を支援するプロジェクト「Self Evident Project」への参加を表明していた。
セクシャリティを公表してから急激に娘の認知度が上がったことついて、ジョニーは心配の色をあらわにしている。
「正直なところ、とても心配している。」
「リリー・ローズがこうなることは全く想像もしていなかった。特にこの年齢ではね。」
一方で、現在のジョニーの妻であるアンバー・ハードも娘のリリー・ローズと同様に、「Self Evident Project」への参加を表明している。彼女もまた、自身がバイセクシャルであることを公表している。
画像出典:Pink News