泳げないのに助けようとして…
2015年の7月3日、英国在住の59歳のマーティン・ウィンフィールドと75歳のアラン・グリーンのゲイカップルが、自宅のプールで浮かんでいる所が発見された。ウィンフィールドは、パートナーのアランが溺れてしまっていることに気づき、自身が泳げないのにも関わらず、2.4m の深さのプールに飛び込んだのである。2人の遺体は、彼らの3人の子どもに発見された。彼らは、翌月の8月に結婚式を控えていた。
突然の現実
彼らの子どもたちは以下のように述べている。
「こんなことが起きるなんて。彼らは、心から愛し合っていたのに。」「私の父は、アランを助けるために飛び込んだ。彼は泳げない人だった。彼らはとても愛し合っていて、結婚を本当に楽しみにしていたのに。」「私の父は、私のヒーローだった。あの人ほど信じられる人なんていなかった。彼は私のお父さんで、私は彼を心から愛していた。」
この悲しい事件に対して、家族はたくさんの激励の連絡を電話やソーシャルメディアで受け取ったのだという。
愛のカタチとは
あなたは自分が泳げないとして、自分の愛する人がプールで溺れていたら、どうするだろうか。自分の命の危険をかえりみずに飛び込むだろうか?それは異性のみならず、同性のカップルにおいても同じことである。愛の形に、男性同士なのか、異性同士かなのか、などは関係がない。そのことを、彼らから改めて感じることができる。
via: Double tragedy as gay man drowns in pool while trying to save his partner