LGBT の学生がいじめられているという悲しい現実

lgbt students are bullied in school
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LGBTの学生はストレートよりも成績が悪い

Huffington Post にて、以下のような記事が掲載されている。

Huffington Post
The LGBT Achievement Gap Needs to Get Out of the Closet

記事の一部を抜粋すると、以下のように述べられている。

LGBT の学生に対するいじめは文字通り、生きるか死ぬかの問題だ。なぜなら、10代の若者が、いじめが原因で自殺してしまったというニュースが頻繁に出ているからだ。

最新の調査によると、いじめられた学生は、大人よりも、精神的及び肉体的に深刻な健康問題を抱えることになりうるということが判明した。それだけではない。いじめられた学生は、周りとの良好な関係を築くことや、ちゃんとした仕事に就くことにも困難を抱えやすいのである。

常識的に考えて、学生はいじめられたり、不安を感じていると、最高のパフォーマンスを発揮できないだろうし、もしくは単純に学校に来なくなるということは言わなくてもわかることだ。実際、 LGBTの学生は無断欠席が多く成績が下がりがちであることは以前から言われていることである。

この記事では、「全員に公平な教育を施すために、LGBTの学生へのいじめに関するデータをもっと集めなければいけない」と結論づけている。では実際にどのようないじめが行われているのか?

その実態を、「僕は、僕の両親がホームスクールという選択をしてくれたおかげで、今生きていられるんだ。もしそうしてくれていなかったら、僕は自殺してこの世を去っていたと思う。」と言った11歳のMarcel Neergaardは語る。

Huffington Post
Back to School

2年前、僕が5年生になったことについて周りの人に言及されるたびに、僕は笑顔でいられなくなった。僕は、(心から行きたくないと思いながらも)体をひきずるようにしてなんとか学校に行き、なんとか歩いてホールにいき、そして学校で「オカマ野郎」と言われていたんだ。

 

日本のLGBTの7割が学校でいじめを経験、3割が「自殺を考えた」

 

それでは、日本はどうだろうか?
日本では、民間団体「いのちリスペクト。ホワイトリボン・キャンペーン」が行った「LGBTの学校生活調査」によると、7割のLGBTが学校でいじめを経験したことがあり、そのうち3割が自殺も考えたという

日本のLGBT生徒の約7割がいじめ被害を経験、3割が自殺企図を経験

小中高でいじめられたことがある……68%
言葉の暴力を受けたことがある……53%
無視された、または仲間はずれにされたことがある……49%
身体的な暴力を受けたことがある……20%
性的な暴力を受けたことがある……11%
自殺を考えたことがある……32%
自傷したことがある……22%

また、話が少しそれるが、Lady Gaga が、バイセクシュアルであることが原因で学校でいじめられ、14歳で自殺して亡くなってしまったジェレミー君のためにライブで「Hair」を歌ったことは有名な話だ。

日本のLGBTの学生は、今も人知れず苦しんでいるのである。

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