※写真はイメージです。実際のレストランではありません。
LGBTへの認識はまだまだ閉鎖的
今日メディアで関連ニュースが取り上げられるようになってきましたが、日本でのセクシャルマイノリティの認識はまだまだ閉鎖的。そもそも知られていない、タブー視されているといったところでしょうか。「気持ち悪いもの」というより「あり得ないこと」のように思われているように見受けられます。
同性愛者の入店お断り?「カップル限定メニュー」
それはあるクリスマスシーズンの出来事。私は当時付き合っていた彼女のために、プレゼントも兼ねて某有名ホテルのクリスマスディナーを予約することにしました。レストランに電話をしたところ、「女性お2人のご来店ですか?申し訳ございませんが、クリスマス期間中はカップル様のみご来店頂けるようになっております」と言われました。くじけずに、「いえ、わたし達は女性同士のカップルなんです・・・」と説明しましたが、女性同士だと女子会扱いになるという理由で断られてしまいました。
電話の後、わたしはとてもやるせない気持ちでいっぱいになりました。名の知れたホテルのレストランだったので、そんな理由で断れるとは思ってもみなかったのです。そもそもレズビアンを知らなかったのか?それとも、同性愛者を入店させるわけにはいかないという店側の保守的な判断だったのか?セクシャルマイノリティの認知度はまだまだ低いなと感じた出来事でした。
誰もが周りの目を気にせず自分らしくいられる日を願って
レインボーフラッグを掲げている、LGBTウェルカムなお店はいくつかあります。ですが決して多くはありませんし、そういったお店でしか自分をオープンにできないのが現状です。有名ホテルのレストランであっても、ファストフード店であっても、利用者は同じ料金を払って同じサービスを受けられるはずです。セクシャリティで差別される必要はないでしょう。極端な話ですが、世界に同性愛者がたった2人しかいなくても、差別されるべきことではないのです。みんなが異性愛者だという常識が崩れて、パートナーと楽しい時間を過ごすことができる日がくることを願います。
LGBTにフレンドリーなカフェとは?
デートするならココ!LGBTフレンドリーなカフェ5選という記事にて、LGBTフレンドリーかつオシャレなカフェが掲載されています。ぜひ、パートナーとのデート先には参考にしてみてください。