女性だけのクラブイベントってどんな感じ?
「レズビアン同士ってどこで知り合っているの?」なんて聞かれたことはありませんか?どのコミュニティにもレズビアンやバイセクシュアルの女性は存在しますが、お互いが女性が好きな女性である前提で知り合える場所は限られています。
今回は女性同士の出会いのメッカ、ウーマンオンリーのクラブイベントの楽しみ方について書いていきます。
テーマに合わせて話のきっかけを作ろう
ひとくちにウーマンオンリーのイベントと言っても、それぞれカラーがあります。月に一回という風に定期的にやっているものもあれば、不定期開催、単発のイベントも。 (参考:ビアンイベント “women only” レズビアン系クラブイベント★東京★ ※ここに掲載されていないイベントも多数あります。)
なかでもそのイベントごとのテーマには注目したいところ。例えば夏だったら浴衣ナイトやビキニナイトといった季節ものや、メガネをかけて入場すると割引になるメガネっ娘ナイト、アニメ好きが集まるアニソンナイトといったものも。こうした企画系は各イベントごとに毎回変わるので、行く前に調べておくといいでしょう。
100%テーマに合わせる必要はありませんが、話しかけるきっかけとしてとても役に立ちます。前述のテーマなら、「その浴衣可愛いね!」「普段もメガネかけてる?」「アニメ好きなの?」などなど…イベントに行くからには交流して友達を増やさなくては損!企画に沿った格好をしていくとコミュニケーションに一役かってくれます。
声をかけられる=ナンパ、と思うのは早合点!
さて、初めてイベントに参加する時にありがちな失敗は、フレンドリーに声をかけられて「ナンパだ!」と警戒してしまうこと。会場内には友達づくりが目的の人も、カップルで来ている人もいます。話しかけられたからといって即座に「色目で見られている…!」と早合点しないようにしましょう。お酒が入っていて悪気なくフレンドリーになっている場合もあります。冷たく対応すると悪印象を与えるだけでなく、「あの子感じ悪い」と言いふらされかねません。
これは自分が誰かに声をかける際にもいえることです。挨拶もなしにいきなり「彼女いる?」「どんな子がタイプ?」「私なんかどう?」とガツガツした話題を振っては、軽いナンパだと思われてしまいます。まずは「イベントよく来るの?」「私初めて来たんです」といった話題から入ると話しやすく、トラブルにもなりにくいです。
もしも、しつこく絡まれるなど本当に悪質なナンパにあった場合は、周りの人や会場のスタッフに助けを求めましょう。会場内の人ごみに紛れるふりをして逃げたり、再入場OKのイベントの場合はいったん会場を出てみるのも手です。
一人参加をプラスにするマメ知識
「イベントに行ってみたいけど、一緒に行ってくれる人がいないと不安…」という声をよく聞きます。しかし、いざ会場に行ってみると一人参加は意外と多いものです。思い切って「私今日一人で来てみたんですよ」と話してみると会話が盛り上がるかもしれませんよ。「私も一人なんです」「(隣にいる)この子とは今日ここで知り合ったんです」などといった反応が返ってくることも多々あります。
逆に、一人で来ていることをアピールをするために、端っこでぽつんとしているのは賢明ではありません。「友達か彼女を待っているのかな?」と思われて遠巻きにされがち。盛り上がっている方へ身を寄せて、音楽に合わせて揺れてみたり、楽しそうにしていることが最重要項目かもしれません。イベントを楽しむ姿勢を忘れなければ、おのずと話しかけられやすくなります。そうして何回か参加するうちに、イベント会場で友達とばったり会えるようになり、一人参加も怖くなくなるでしょう。
また、イベント前にオフ会を行っているイベントも多くあります。まずはオフ会で友達を作ってから会場へ向かえば、初参加でも安心ですね。
誰もが”声かけられ待ち”
イベントに行ってみよう!と思い立った時、楽しみな反面、馴染めるかな…話しかけてもらえるかな…という不安があります。しかし、それは会場のほとんどの人が持っているものだと思います。
「あの人と話してみたいな」と思ったなら、待つだけでなく自分からも声をかけてみましょう。もしかしたらその人も、「誰か話しかけてくれないかな」と思っているかもしれませんよ?
声かけられ待ちなのはみんな一緒かもしれないと考えれば、緊張がとけてイベントでの交流が円滑になりそうですね。
これからイベントに行ってみようとお考えの方、行ったけれどいまひとつ楽しめなかったという方、ぜひ参考にしてみてください。
画像出典:The Girls