バイセクシャルは女性に多い?同性とセックスした経験のある“ストレート”はどれくらい?米国の調査結果

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米国で行われた性行動や性的指向などについての調査

米国の連邦厚生省の一機関、連邦防疫センター最新の全国調査のレポートが発行された。この調査では、米国の男女の性行動や性的指向などについての調査結果がまとめられている。

調査の概要

今回の調査は、2011年から2013年にかけて、18歳から44歳までの9000人以上の男女に対しおこなわれたものである。回答者は、これまで自分が経験してきた性的な行為の種類、同性・異性のどちらに性的欲求をいだくか、また自分の性的指向をどのように認識しているかについての質問に答えた。

バイセクシャルと自認する人の増加

まず、回答者の性的指向については、以下のような結果が得られた。

男性では1.9%が同性愛者であると回答し、これは2006年から2010年にかけて、同じく連邦防疫センターがおこなった前回調査の結果とほぼ同じ割合である。一方で、バイセクシャルであると回答したのは2%であり、これは前回調査の1.2%から増加が見られた。

一方で、女性では1.3%が同性愛者だと回答した。バイセクシャルだと回答した女性は5.5%で、これはバイセクシャルと回答した男性の2.75倍であるという結果が得られた。また、前回調査の結果と比較しても、3.9%から1.6%の増加が見られた。

同性との性経験をもつ“ストレート”の存在

さらに、今回の調査では非常に興味深い結果が得られたという。

同性とセックスをしたことがあると答えた男性が6.2%であったのだ。ここで性的指向の割合を振り返ってみると、ゲイと回答した男性が1.9%、バイセクシャルと回答した男性が2%。つまり、合わせて3.9%であることから、残りの2.3%の男性は、単純計算でストレート、あるい少なくともそう自認しながら同性とセックスをした経験を持つことになる。

その上、女性に関しては同性とセックスをしたことがあると答えた割合は男性の約3倍にあたる17.4%だったという。レズビアンであると回答した女性が1.3%、バイセクシャルと回答した女性は5.5%だったことから、残りの10%以上の女性がストレートを自認しながら同性との性経験を持つことが明らかとなった。

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